TIGER & BUNNY／第8話「必ず機会が来る」

折り紙はかつて自らが通ったヒーロー養成機関に主人公達とともに講師として呼ばれるんだけど
そこで養成機関の同級生で親友だったヤツが現れて殺されそうになる。

親友はかつて折り紙とともにヒーローを目指していたが、
数年前に強盗が人質をとって立てこもる事件が発生する。
養成機関では卒業するまで特殊能力を使ってはいけないという規則が定められていたが、
血の気が多い親友は規則を破って能力を使い強盗に襲い掛かってしまう。
しかし逆に強盗に押さえ込まれてしまい、親友は折り紙に助けを求めるが、
折り紙は規則を破ることを恐れることと臆病な性格が災いし、どうすることもできなかった。
強盗と親友がもみ合っているうちに強盗の持っていた銃が暴発し、人質に命中死亡。
親友は殺人犯として投獄される。
折り紙のせいで自分が投獄されたと逆恨みした親友は
折り紙が養成機関に来ていたということをかぎつけ、折り紙を殺しに来た。

折り紙は自分のせいで親友がヒーローになれなかった、自分は死ねば良かったのにと嘆くが
主人公の説得で後を押され、親友を捕まえて説得するために親友を探す。
そこにルナティクという犯罪者を狙って殺す犯罪者が現れて親友を殺そうとする。
親友は今までの態度と一変して涙目で折り紙に助けてくれと命乞いし、
折り紙は身を挺して親友を守ろうとする。
そこに主人公達が駆けつけてルナティクは退散するんだけど、
最後の最後まで親友は折り紙に謝るどころか
折り紙が親友を気にかけた言葉に対して「うるせえ」と言い放ち再逮捕され終了。

最終回でも獄中の親友の前で面会しに来た折り紙が
何か一方的に喋りかけてるシーンが出てくるが
結局この親友は逆恨みのくせに非のない折り紙に謝罪もせず、
しかも折り紙は自分を責め続けて親友に一生頭が上がらないままなのか…
と思うとモヤモヤした気分にしかならなかった…

それよりもその事件で自信つけた折紙が
自分の能力を後輩のバーナビーに利用されて捨て駒にされそうになってた方が胸糞だった

（バーナビーの両親を殺した犯人の居場所を突き止めるために
　折紙の能力を利用して潜入させようとするバーナビー
　折紙は親友事件の事で虎徹に励まされたことで自信をつけたため、
　二つ返事でＯＫするが犯人にバレてボコボコにされる
　瀕死の折紙に対して「あいつ…」と吐き捨てるバーナビー）

折紙といいタイガー＆バニーには明るいアニメと見せかけてやたら後味悪い展開多いアニメだった

最終回ではとんちんかんな折紙の発言に戸惑う親友、という風に見える。
むしろ二人の仲は少しずつ元に戻って行くのかな、と思わせられた。

>>703
折紙がバーナビーに捨て駒に…なシーンを見てみた。
「これは僕にしか出来ないことですから」と言う折紙はむしろ前向きな印象。
バーナビーに無理矢理に、みたいな流れではないように見えるが。
あと身バレして瀕死の折紙にバーナビーが腹を立てる描写も見当たらなかった。