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8911/3:2013/07/06(土) 07:30:53.52
まつざきあけみ「すてきな仲間たち」

真紀は学校にも通えないほど病弱な美少女だが、裕福な母とメイドに保護され、
週末になれば従兄姉四人が遊びに来る何不自由ない生活を送っていた。

五人はある日海辺の洞窟探検に出かけるが、
地震で入り口の岩が崩れて一晩閉じ込められてしまう。
翌朝、心臓が弱かった真紀は恐ろしい形相で死んでいた。

四十九日の法要の後、真紀の母は四人を人殺しとなじり、猟銃で脅して問い詰めた。
(紅茶に酩酊状態になる薬を盛って、毒を入れたと思わせて解毒剤をエサにした)
最初は否定していた四人だが、互いに真紀への恨みを告発した。

イケメンのA男は真紀に片想い中で、たびたび高価なプレゼントをしていた。
あの日洞窟の中で真紀にフィアンセがいる事を知り、
(裏切られた!)と言いたげな顔つきになっていた…と告発した秀才のB男。
B男は名門私大を志望していたが、私生児で母親が水商売だから絶対無理、かわいそう。
と真紀に悪気なく同情された事があった。

一番年長のC子は、A男が真紀に片想い中だと知りながら告白して
あっさり振られた事があった。


8922/3:2013/07/06(土) 07:32:46.24
A男はC子を年上だからと笑い飛ばし、真紀はお前と違って気品がある、とも言っていた。
嫉妬で人を殺す程バカじゃない、と反論したC子を庇うように立ち上がるD子。
「そうよ、それくらいなら私だって」

D子は真紀の一番のお気に入りで、よくお下がりを貰っていた。
汚れちゃったからあげる、安っぽくて嫌いだけどD子なら似合うわよ、
使い古しだけどまだ使えるわよ。
「悪気はないのはわかるけど、私は乞食じゃないのよ」

洞窟の中で四人はちょっとした意地悪を発揮した。
夜光時計で正確な時間がわかるのに、まだ数分しか経ってないと言う。
満潮になったら水がどこまで来るかわからない、息が苦しくないか?
冷静なはずのC子が、死ぬのは嫌!と叫ぶ。
優しいはずのD子が、真紀が発作を起こしたらどうするの!?と叫ぶ。

告発が終わる頃、薬物の効き目が切れた。
真紀の母は、真紀が死んだ時の恐怖を味あわせるためにこの茶番を仕掛けたのだった。
真紀の母は、メイドに猟銃を地下室に戻すよう命じて傷心旅行に出た。
(あの子が死ぬ運命だったとしても、あなた達に優しく見守って欲しかったのに)


893 3/3:2013/07/06(土) 07:34:51.73
メイドは貧乏家の生まれで、給料は父親の借金の返済で消えてしまう。
同じような年頃でちゃんと学校に通い、週末には遊び呆ける五人に反感を持っていた。
あの日、午後は従兄姉を連れて洞窟探検に行くと打ち明けられていたが、
真紀の母や捜索隊には何も言わなかった。
(いい気味だわ、事故にでもあえば面白いのに)

(真紀のやつ、あたしにない物を全部持ってやがる。死んでくれてすっきりしたわ)
地下室に入ったメイドの背後で、分厚い扉の掛け金が偶然下りた。
因果応報とはいえ、密室で餓死が想像できて後味悪い。


895 本当にあった怖い名無し:2013/07/06(土) 12:35:54.85
>>891
なんだか文章が支離滅裂でわからない
紅茶に薬って誰が誰に飲ませたの?解毒剤がエサって??

900 本当にあった怖い名無し:2013/07/06(土) 14:50:40.43
>>895
母親が四人の紅茶の中に酩酊状態になる薬を入れて
四人に
「気分が悪いかい?紅茶に毒を入れてたのさ。
 ここにある解毒剤を飲まないとあんたたち死んでしまうよ。
 でも、娘が死んだ真相を語らない限り、この解毒剤はあげないからね」
と言った。てことだろ

 

ふりむいた男 (ハロウィン少女コミック館)
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