ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その141 » 痴呆症と無責任な噂

390本当にあった怖い名無し:2013/07/25(木) 14:49:47.54
二十年くらい前、母は同居の祖母(母からみれば姑)の面倒を見ていたけど
祖母は元々はとても優しい性格で、母とも上手くやっていたのに
祖父が亡くなった頃から少しずつ痴呆が進んで言動がおかしくなってきた。

でも、それは一緒に生活している者の目でこそ分かることで
外部の人から見れば、まだらボケとはいえ祖母は正常そのもの。
その祖母が外で「母の虐め」を愚痴る様になって
曰く「嫁がまともにご飯を食べさせてくれない」「お金を渡してくれない」
「嫌がらせに嫁があちこち水浸しにする」「暴言を吐かれる」etc

勿論、全ては祖母の被害妄想で、
食事やお菓子も最限なく食べるのから
糖尿気味だった祖母には食事管理が必要だったり、
お金はうっかり持たせたらそこいら中に隠す→
そのまま忘れるか、同じ物を何十個と買ったりする。
布団や椅子に失禁するので母が後始末をするも、
直ぐにその事を忘れて布団を濡らされた、服を剥がれた、となり
火など使おうとすると危ないので母が止める→母から暴言、と歪曲。

完全にボケては居ないだけに、微妙に理屈も通った
尤もらしい「被害」を話すので、昔の祖母を知っている人達は
1も2もなく祖母を信じてしまってたよ。

そんな折りに、祖母が急に苦しみだして、あっという間に死亡してしまった。
私は中学生でその時の大騒ぎを覚えているし、近所の主治医も直ぐに来てくれて
治療中に臨終となったので、後ろ暗い部分など微塵もないが
それでも、長い間(もしかしたら今でも)一部の人達からは
「お祖母さんはあの嫁に虐め殺されたんでは?」
「苦しんでいたのに放っておいたらしい」とか無責任な噂を流されたっけ。

母が精一杯やっていたのは、
周りの祖母の現実を知っていた人達が理解してくれていたけど、
あの当時、噂を信じたお節介な物見軍団から向けられた
wktk 視線は今でも忘れられないよ。


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...