ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その142 » ゴルゴ13/第117話「チェック・メイト」(さいとう・たかを)

1921/5:2013/08/29(木) 10:08:36.56
ゴルゴ13「第113話/チェックメイト」

娘夫婦をゴルゴに殺されたマフィアのボスは、
脳腫瘍で余命宣告を受けた事でゴルゴへの完璧な復讐計画を練り上げた…

ゴルゴはローカル空港のロビーで依頼人を待っている。
エンジントラブルで最終便が欠航したので、午前四時の始発をロビーで待つ客がいる。
依頼人の秘書が怪我をした体で空港にたどり着き、
ここに来る途中で事故に遭い主人(依頼人)が死んだので代理で来たと、
ゴルゴにボス殺害を依頼する。

ゴルゴは、引き受けるのは依頼人の死と最終便のエンジントラブルに
関係があるかどうか調べてから、と秘書を帰らせる。


1932/5:2013/08/29(木) 10:11:10.68
(ボスは依頼人に詐欺を働いた。面会をこんな時間のこんな場所に指定したのは、
セレブな依頼人に仕事や会見の予定が次々入ったため)

情報屋によると、ボスは残りの人生を賭けて復讐を企んだ、
ゴルゴをそのローカル空港に足止めするためだけに
例の依頼人に詐欺を働き、ボスへの殺害を依頼させた。
顔が知られていない腕利きの殺し屋を三人雇って空港に送り込むまでは調べたが、
もうロビーにいるかもしれないしこれから客のふりをして到着するのかもしれない。
だから一刻も早く空港を離れろ、と言われても、ボスはチェスの名手、
下手に動いて罠にはまるより出方を待つ。とゴルゴは空港にとどまる。


194 3/5:2013/08/29(木) 10:14:09.52
深夜バスが到着し、人形を抱いた小さな女の子を連れた若い女性や
ビジネスマンらしい男性が数人降りた。
始発の登場手続きのアナウンスが終わると同時に
客に扮した殺し屋三人が銃を抜いたが、ゴルゴは銃弾をかわして全員を撃ち殺した。

ゴルゴの背後で、撃鉄を起こすのに似た小さな音がした。
ゴルゴが振り返ると、小さな女の子が人形をおかしな形に構えている。
ゴルゴは女の子の眉間を撃ち抜いたが、人形の脳天から発射された銃弾で肩を負傷した。
人形には拳銃が仕込まれていたのだった。
母親と思われた若い女性は、女の子の祖父…ボスに雇われた女優の卵だった。


195 4/5:2013/08/29(木) 10:16:34.90
娘夫婦の仇を討とうと一流の殺し屋を何人も送り込んだが
全部返り討ちにあったので、ボスは三人の殺し屋を囮にし、
まさか幼女を殺し屋とは思うまいと最愛の孫娘を切り札にしたのだった。

…この男はエミリーのパパとママを殺したとっても悪い奴なんだ。
エミリーは仇を討たなくてはいけないよ。
「はい、おじいさま!」
…エミリーが使いやすいように改造した、エミリー専用の人形型拳銃だよ。
さあよく狙って撃ってごらん。
「はい、おじいさま!」
…エミリーはこれから、昼間寝て夜起きる生活に慣れなくてはいけないよ。
「はい、おじいさま!エミリーがんばる!」


196 5/5:2013/08/29(木) 10:19:21.62
…このお姉さんの搭乗アナウンスが終わったら撃つんだよ。
…もう一度よく狙ってごらん。
「はい、おじいさま!…はい、おじいさま!…」

最後の、幼い孫娘に拳銃を撃たせる練習シーンを回想してうなだれる老人が哀れだし、
また孫娘のエミリーが素直で健気で後味の悪さ倍増。
祖父のせいで殺人を仕込まれた挙げ句殺されちゃうし。


205 本当にあった怖い名無し:2013/08/29(木) 16:26:09.35
え、ゴルゴって子供も殺してたんだ 歯抜けで読んでるから知らんかった
ゴルゴの性質は知ってるけど作者は意図的にそういうエピソード描かないと思ってたよ
ちょっとショック

 

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