レナードの朝(オリバー・サックス)
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722:本当にあった怖い名無し:2013/09/12(木) 14:31:25.22
- レナードの朝って本が後味悪かった
嗜眠性脳炎で、起きていても意識は寝たきりに近い状態の患者達が
新薬の投与で健康な意識になるが
結局短い期間で耐性が出来て、また意識のない世界に戻ってしまう所謂アルジャーノン系の話だけど、
全て実際にあったエピソードなのが後味悪い
数十年意識がなくて一週間だけ目覚めたとか
思春期からこの病気になり、薬の投与で目覚めたら
急激に老けた自分に耐えられなくて受け入れられないまままた意識なくしたりとか
淡々と治療に携わった医師本人の手で綴られていく