仮面ライダーBLACK RX/第42話「四隊長は全員追放」

116仮面ライダーBLACK RX「四隊長は全員追放」1/3:2013/09/19(木) 18:46:13.77
仮面ライダーの話、3レスくらい消費予定なので特撮苦手な方は注意。

まずこのRXはBLACKって奴の続編で、暗かった前作とは打って変わって明るい作風だった。
でも、結構げんなりするような話もいろいろあったんだ。
シャドームーンの話とか主人公の居候先の夫婦、そして一部じゃ有名な最終回。
でも、個人的には4人いる悪の幹部の一人「牙隊長ゲドリアン」の最期が1番後味悪い。

この作品の悪の組織「クライシス帝国」の幹部は4人いて、
クライシス人の貴族と魔女、そして機械の人間「ガテゾーン」で構成されていた。
残る一人のゲドリアンは、光も届かない世界の1怪人から、
実力で地位を得るまでに至った、いわば出世頭。
また、彼にここまでの地位を与えてくれた前線指揮官ジャーク将軍への忠誠心も強かった。
でも、そんな出生がバラバラな者同士が仲良くできるはずもなく、
4大幹部は作戦上協力しながらも心を許し合ってはいない。
互いを見下し、作戦失敗すればあざ笑うという、悪の組織らしい嫌な雰囲気を醸し出していた。
(ただし、ゲドリアンは自分と同じで純粋なクライシス人ではないガテゾーンに、
 ある程度の親しみを持っていた)

物語終盤、遅々として進まない地球侵略に怒ったクライシスの皇帝が、死の最終時計を送り込む。
この中の血が全て落ちるまでに仮面ライダーを倒さなければ、幹部全員の命はない。
焦る4大幹部とジャーク将軍、そして皇帝の送り込んだ査察官ダスマダー大佐。
そこでゲドリアンが「RXを倒せる最強の怪人がおります!」と進言し、RXに最後の戦いに挑む。


117仮面ライダーBLACK RX「四隊長は全員追放」2/3:2013/09/19(木) 18:48:31.40
ゲドリアンの言葉通り、ゲドルリドルはあらゆるエネルギーを吸収する強敵だった。
RXのエネルギーを吸い取り、あと一歩のところまで追いつめる。
しかし、そこでダスマダーが乱入、RXにトドメを刺して手柄を独り占めしようとした。
獲物を取られて怒ったゲドルリドルがダスマダーに襲い掛かるが、返り討ちにされて弱体化。
RXに逃走の隙を与えてしまう。
ダスマダーに詰め寄るゲドリアンだが、突然ダスマダーが切りかかってくる。

「RX討伐に失敗した大罪人、ゲドリアンを処刑する!」

ダスマダーの滅茶苦茶な理屈に焦るゲドリアン。
なんとか攻撃を防いでいると、貴族の幹部とガテゾーンが現れる。
彼らに助けを求めるゲドリアンだが、その二人までもゲドリアンを狙い始めた。

「皇帝陛下の怒りを鎮めるためには、誰かが名誉の戦死を遂げれば良い」

彼らはRXの討伐を諦め、ゲドリアンを捨て駒にして確実に助かろうとしたのだった。
その貴族の言葉に絶望し、他の幹部たちを糾弾する。

「自分だけ助かろうとするなんて、何が貴族だ!何が将軍だ…!」

そんなゲドリアンの叫びもむなしく、ダスマダーの光線によってゲドリアンは消滅した。
(ちなみにこの時、ダスマダーと貴族は眉一つ動かさなかったが、
 ガテゾーンだけはどこかバツが悪そうにしていた)


118 仮面ライダーBLACK RX「四隊長は全員追放」3/3:2013/09/19(木) 18:51:46.80
だが、ゲドリアンの死をもってしても、最終時計は消えない。
幹部たちが苛立っていると、要塞に異変が生じた。
何者かが動力室に忍び込んでいるようだ。
幹部たちが動力室に向かうと、そこには要塞のエネルギーを自分の体を介して
ゲドルリドルに送り込むゲドリアンがいた。
ゲドリアンはあの時死んでいなかったのだ。

幹部たちはゲドリアンを止めようとするが、
近づけばエネルギーを逆流させ、要塞を爆発させると他の幹部を脅す。
身体がバラバラになるぞ!と忠告するガテゾーンだったが、ゲドリアンは聞く耳を持たなかった。

「俺が死ぬのが先か、ゲドルリドルがRXを倒すのが先か!どうせ一度は消された命だ…!」

高笑いするゲドリアンは、すでに正気を失っていた。
そして、要塞のエネルギーまで得たゲドルリドルは再びRXを追い詰める。
だが、歴代でもかなりのチートスペックを誇るRXは、
エネルギーが送り込まれる0.1秒の隙を突くという滅茶苦茶な戦法で逆転。
ゲドルリドルは倒され、行き場を失ったエネルギーによってゲドリアンも爆散、今度こそ死亡してしまう。
幹部たちが慌てて最終時計にかけよると、最終時計は消えていた。

「ゲドリアンの命を懸けた忠誠に免じて、お前たちにもう一度チャンスを与えよう…」

皇帝の声が要塞に響く。
結局、ゲドリアンの命によって、将軍たちは助かったのだった。
ガテゾーンはゲドリアンの亡骸である灰を手に取り、彼の名を呟く。
次はガテゾーンが、ゲドリアンの弔い合戦として、RXに最終決戦を挑むのであった……

ちなみに、後で明らかになる事だけど、ダスマダーと皇帝っていうのは、実は同一人物だった。
つまり、最終時計も何もすべてダスマダーの自作自演。
ゲドリアンも悪の怪人だから良い奴とは言い難いけど、愛嬌のあるどこか憎めないキャラだったのに…

 

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