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The mark of Cain

舞台はイラク戦争末期。
登場人物は英軍の治安維持部隊に所属する新米兵士AとB。
先輩たちにいじられるAとBを優しくフォローし部隊からの信頼も厚い軍曹。

ある日とある町のパトロールに出かけた彼らは、突然テロリストの襲撃を受ける。
テロリストの襲撃によって部隊長が殺害され部隊は辛くも戦地から駐屯地に逃げ帰る。

後日、部隊に上層部からテロリストが潜伏するとされる村に出向き、彼らを拘束せよとの命令が下る。
部隊は、部隊長を亡くしたため部隊を指揮することになった軍曹の指示のもと、
「拳銃を持っていた」「英軍を見て逃げだした」等の理由で
一般人ともテロリストとも判別のつかない村人たちを多数捕虜として連行する。

数日後、軍曹がキレはじめた。
「仲間を殺したあいつらをなぜ俺たちが尋問できないんだ!」等と言い出し、
その晩、部隊員たちと捕虜に対し極悪非道な虐待を加える。
内容は、植物状態になるまで暴行を加える、小便を掛ける、糞を塗りたくる、
トランポリンと称し捕虜の腹の上で飛び跳ねる等。
上官である少佐はこの虐待を知りながら黙認。
気弱なAは虐待に参加したくなくてその場を逃げ出そうとするが、
幼馴染のBに
「ここで逃げたら仲間の信頼をなくす。信頼がなくなれば誰も俺たちの背中を守ってくれなくなる」
等と言われ、嫌々虐待に加わる。
Bは、記念撮影と言ってこの虐待シーンを写真撮影する。


5812/2:2013/10/04(金) 01:55:34.11
後日英国に帰国したAはひたすら自責の念に苛まれる。
馬鹿なBは彼女に記念写真を見せびらかす。
彼女が警察だかMPだかに通報したことにより、
写真に写っていたA、Bは逮捕され、虐待は世間の知るところとなる。

写真に写っていたため、軍の上層部に別々に呼び出された軍曹、A、B。
軍曹は「私は彼らを止めようとしていたのです。」と報告する。
先輩兵士等から「おとなしく罪を認めれば軽い罰で軍に残れる」と言われていたAとBは事実を認める。
上層部は、軍曹は部隊員の信頼も厚く優秀な軍人であり、
彼がいないと部隊が立ち行かないとの判断から
彼には数ヶ月の減俸処分のみで済ませることを決定する。
また、AとBを主犯ということにし、軍事裁判を行うことを決める。

この決定から数日後、罪の意識が高まっていき精神的に追い詰められたAが遂に自殺する。
ここで自分のしでかしたことの重大さに気づいたBは、軍事法廷で全てをぶちまけることを決意する。

軍事裁判が行われる日、Bは法廷で少佐の黙認、
軍曹主導で行ったこと、先輩兵士達の非道行為を全てバラす。
その後、兵舎で先輩たちにぼこぼこにされるB。

後日、結局何かが変わることもなく当初の筋書き通りの裁定が下され
Bは収監され他の者はお咎めなしで終了。

 

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