同性の恋人

707本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 00:59:28.77
タイトルも細部も忘れたけど、とりあえず小説だった
同性愛ネタの上、長いので苦手な人はスルーしてください

主人公は高校生時代、同性の恋人と付き合っていた。
同性愛者であることを隠しつつもそれなりに幸せな毎日を送っていたある日、
主人公の父が多額の借金を作った上、愛人を作って家出してしまう。
残された母は気が弱く病弱。妹はまだ幼い。
「愛人と借金を作って逃げた父親の家」と社会の好奇と軽蔑にさらされ、
さらに超貧乏のコンボをくらった主人公は恋人に黙ったまま夜逃げした。

主人公は高校を中退。
病弱な母と幼い妹の代わりに働き、主人公は献身的に家族を支えた。
それから何年も経った。
主人公も慎ましいながらも家族仲良く、穏やかな日々を過ごしていた。
ある日、高校時代の恋人と再会。
色々ありつつもふたりはよりを戻す。

主人公は家族にカミングアウトする勇気が出なかった。
そうこうするうちに、妹は気づいてしまう。
彼女は主人公とその恋人の関係を全否定して、
「絶対に別れろ」とプレッシャーをかけた。


708本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 01:02:15.61
「母さんは父の借金、愛人を見抜けなかった。病弱で働けなかった。
 その結果、兄さんから青春を奪い、犠牲にしたことが大きな負い目。
 どれだけ内心で嫌だと思っても、罪悪感があるから兄さんには逆らえないだろう。
 だから私が全面的に反対する」
「可哀そうな母さんのために、自分で別れて」

母と恋人の板挟みで身動きがとれない主人公。
妹はなかなか別れられない主人公を拒絶する。

主人公は結局、恋人と別れなかった。
ある時、母親にある女性を恋人としてすすめられるが
「一生、結婚はしないと思う」と曖昧に返答した。
母親は主人公の言葉に「…そう」と小さく答えて、それ以上、何も聞かなかった。
主人公はその様子を見て、母親はどうやら薄々察した上で現実から目を背け、
結婚を提案していたことに気づく。

妹は相変わらず主人公の恋人(♂)の存在を全力で否定しているが、
また少しだけ交流するようになりました。おしまい。

どう考えても一番の犠牲者は主人公なのに、
母さんは心が弱いから兄さんは我慢し続けてね><という理論が納得できなかった
妹は妹で結婚して幸せになっていくのも後味悪い


709 本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 01:21:18.40
ただ一言

妹にそんな権限あるの?
これ主人公同性愛じゃなくても付き合う相手に反対しそうだな


712 本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 02:17:14.25
母さんのために同性の恋人と別れてくれってのがよくわからんな
もはや世間の目なんてどうでもいいだろうし
父親がそんなことになったら女と付き合うのが嫌になっても仕方ないだろ
(もっとも実際はその前から同性愛者だった訳だが)

俺が同性愛について偏見がなさすぎるのか?
面白そうな話だからタイトルが知りたいところではあるな


713 本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 02:33:01.77
ブラコン気味なんじゃね?
出ていった父親への思いを兄に求めてファビョってただけで、
他に当てが出来たから離れただけだろ