ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その143 » ちゃおの小さなコミック付録

730題名不明1/3:2013/10/07(月) 23:11:50.54
昔ちゃおと言う少女雑誌で、小さなコミックが付録で付いてたんだが、その中の話の一つ

女子高生Aは皆の憧れのイケメンBに髪が綺麗だねと誉められ喜んでいた
が、それを見ていた同級生の美人Cや取り巻きに虐められ髪の毛をズタズタに切られてしまう
泣きながら帰り、自分の部屋でCや取り巻きを憎悪するA
その次の日からCの取り巻きが次々と何者かに襲われ、酷い怪我を負わされる
そして取り巻きが襲われる度に、自分が取り巻きを襲っている夢を見てしまい怯えるA

そんなある日BとCがバイクでデート(実は2人は付き合っていた)
C「あんまりAと仲良くしないでよね」
B「ヤキモチか?あんな子に興味は無いよ、俺が好きなのはCだけだ…うわぁっ!」
突如バイクの前にふらっと女が出て来て、避けきれず事故をおこすBC
幸いBは軽傷だったがCは重傷、慌てて近寄ろうとすると
虫の息のCに女がしゃがみ込んで何かをしている
恐る恐る近付くBが見たのは、ニヤニヤと邪悪な顔で笑いながら
死んでいるCの髪や顔をハサミで無惨に切り刻んでいるAだった
そして又そっくり同じ夢を見るAだが、夢なんだと自分を落ち着かせる


732題名不明1/3:2013/10/07(月) 23:38:16.33
だが次の日血相を変えてAを詰るB
余りの剣幕に動揺するAだったが、私はやっていないと否定(実際アリバイもある)する
Bは一端引き下がるが納得は出来ず、放課後教室で1人考えていると背後に人の気配
振り向くとハサミを持った女が
「貴方はCに騙されている、Cは私の髪をズタズタにした酷い女。私を好きになって」
と近付いてくる
B「お前なんか好きじゃない!俺が好きだったのはCだ!」
「じゃあ、死ね」
とハサミで襲いかかる女だったが
「危ない!逃げて!」
とAがBを助けにくる
「貴女は誰!?どうしてこんな事…きゃあああああああ!!!!!!!!!!!!」
止めに入ったAを無表情で見下ろすのは、確かにAの顔だった

「私はお前の影。お前が殺してやりたいと憎んだから生まれた影」
「嘘、嘘よ!」
「嘘じゃない、お前は本当はこうしたかったんだ。
 心の奥底ではCや取り巻きを、自分を蔑んだBを憎んでいたくせに」
「違う!私はBを殺したいなんて思っていない!嘘吐き!」
「邪魔だ。その手を離せ」
「嘘吐きのあんたなんか消えてしまえ!!!!」
「離せ!!…ぎゃあああっ!!!!」
2人のAが争い、Aが影Aを刺し殺してしまう


733 題名不明3/3:2013/10/07(月) 23:49:18.05
朝、ベッドで目覚めるA
「……夢……?」
……そうよね、あんなドラマみたいな事。夢だったんだわ
ベッドから降りるA

幽かな違和感
髪を整えようと鏡の前に立つA、その目が見開かれる

――影は死んだ

「きゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

鏡の中に彼女の姿は無い
鏡も光も死んだ影を写し出せない

で終わりなんだが、Aは何も悪い事してないのに虐められて
髪の毛切られてとどめは影が無くなるとか救いが無さ過ぎ
何十年も前に読んだのに、最後のシーンは忘れられない
うろ覚えなので、間違ってたらごめん


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