フィギュアスケートの現実
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64:本当にあった怖い名無し:2013/11/18(月) 23:33:46.32
- 二十年くらい前にとある選手が語っていたフィギュアスケートの現実。
数あるスポーツの中でも金がかかると言われるフィギュアスケート。
衣装代や練習料など、何千万単位で金がかかり、
一流選手になるためには一流のコーチにつかねばいけないため、
フィギュアを習うためにかかる金は天井知らずとも言われている。
語っていたのはとある国の選手で、世界でもトップクラスの実力の持ち主だった人。
彼女いわく「一億出せば誰だってフィギュアスケーターにはなれるわ」とのこと。「アフリカの子供たちが、将来の夢はサッカー選手っていうのは
サッカーがお金もかけずに才能だけでプロになれて
お金が稼げる数少ないスポーツだって子供ながらに分かってるからよ。
サッカーは黒人でも点が取れるわ、ゴールに入れさえすればね。
でもフィギュアはそうはいかないの」その選手によれば、フィギュアスケートは、
その語源からも分かる通りどうしても美貌>>技術の側面が強い。
同じくらいの実力で、たとえば一方が日本人選手、もう一方がロシア人選手だとしたら
ロシア人選手のほうが審査員の印象はよいものなのだ。
そのため、どうしてもアジアでは体格のいいチャイナやコリア、黒人より白人が、
白人の中でもロシアや北欧が美しいと見られる傾向にあるという。
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65:本当にあった怖い名無し:2013/11/18(月) 23:34:41.92
- 「私はね、そこまで才能はないわ。
トリプルアクセルなんて三回に一回しか成功しないし、
スピンも体の軸がわずかにぶれるし、ステップもキレがないって自分で分かってる。
私のママはお金があった、そしてフィギュアスケートというスポーツを知っていた。
だから私は4歳からフィギュアを習った。
でもね、本当にフィギュアをやるべき人は他にいるのよ。
世の中お金持ちなんてそこまでいないわ。
それに、自分にフィギュアスケートの才能があるって知ってる人がどれだけいるかしら?
きっとスケート靴を履く機会もなく、貧しい子の中にものすごい才能を持った子がいるはずよ。
でもフィギュアスケートはそんな子たちに門戸を開いていないの。
貧乏人なんか最初からお断りよ。
才能のある子を発掘するって簡単に言うけど、
それなら国中の子どもたちにスケートを一日やらせて見ていくしかないわね、
そんなことをするのはルーマニアやソ連くらいのものよ。
たとえば今私がインタビューを受けている東京。
このビルに来る途中も、車の中から屋根の壊れかけたあばら屋で
髪を洗っている女の子を見たわ。とても背が高くて手足が長かった。
あの子がフィギュアをやればさぞかし映えるでしょうね。
でもあの子がフィギュアをすることはきっと一生ないわ。
そういうものよ、私はそれが悲しいからフィギュアが大好きで、嫌いよ」フィギュアってあんなに見た目きれいだけど、
確かにそこまですごい才能の選手ってなかなかいないし、
所詮金の力ってのが見え隠れするから嫌だな…と
このインタビュー見てからフィギュアを純粋な目で見れない。