ホーム » 小説 » 小説/や行 » 八日目の蝉(角田光代)

215本当にあった怖い名無し:2013/11/24(日) 22:46:18.73
不倫ものと言えば読売で連載していた八日目の蝉も
ハッピーエンド風に見せていたが誰も幸せになれていなくて後味悪いと思ったな。
実在の事件を元にしたと聞いたけどそれより多少マシ程度か。

ヒロインはある既婚男性と不倫し妊娠してしまったが男性に
「その内妻と離婚するから結婚してから子どもを作ろう」と言い包められ中絶する。
しかし男性は離婚どころか妻との間に子をもうけていた。
ヒロインは妻が少しゴミ捨てか何かで
鍵もかけずに赤ん坊を残して家を出た瞬間を狙い侵入、
眠っている赤ん坊を見て衝動的に連れ去ってしまう。

その女の赤ん坊に勝手に「薫」と名付け母親として全国を転々しながら育てるヒロイン。
時に住み込み工員、時に宗教施設と底辺を這いずりながらも警察の手から逃げ延びるが
ついに薫が4~5歳くらいになった辺りでテレビ特番がきっかけで逮捕され
薫は実の両親のもとに戻される。

しかしながら犯人のヒロインを母親だと思って育ってきた薫は
本名(えりかだったかな)にも実の母にも馴染めず、
母の方も実の子とは言え、長年憎い不倫相手に育てられた薫に愛情が持てず苦しむ。
父親も自分が原因でありながら仲を取り持つ事もせず、
唯一誘拐後に生まれた妹とだけわずかに交流があるかないかの
冷めた家庭に身を置くはめになった。

やがて大学生になった薫はヒロインと同じように既婚者と関係を持ち身籠る。
悩む薫は幼き日、母(ヒロイン)と離ればなれになった四国の島へと旅に出る。
そのフェリーには同じく出所したヒロインもまた乗っていた――というところで終了。

どう考えてもヒロインと父親が糞なんだけど作中ではまるで薫が不幸なのも
ヒロインがやらかしたのも母親の方が悪いみたいな描写だったりするので後味悪い。


218本当にあった怖い名無し:2013/11/24(日) 23:28:52.48
>>215
その手の話ってフィクションも現実も
どう考えても1番のクソは
浮気してやり逃げするオヤジなのに
なんか空気扱いになるのか後味悪いと思うわ

221 本当にあった怖い名無し:2013/11/25(月) 00:05:46.66
八日目の蝉も誰も知らないも何故「いい話」にしたのか理解できん
元々の事件はもっとエグくて気持ち悪いのに
映画ではどっちも母親が悪い、という安易な結論で終わりそうだ

225 本当にあった怖い名無し:2013/11/25(月) 01:39:06.11
>>215
ドラマ版しかみてないけど、
ヒロインは無理に中絶したせいで妊娠できなくなったんじゃなかった?

不倫がバレて話し合いになったときに奥さんが
「お前はがらんどうの人殺しだ」みたいなこと言ったり、
奥さんが妊娠したときにエコー写真をヒロイン宅に
「こっちは幸せです☆」って文面で送り付けたから
ヒロインがぶっ壊れて誘拐に至る…って流れだったよ。
原作や映画とは流れが違うのかな。

不倫されて腹立つのはわかるけど、
一番責めるべきなのは旦那じゃん!って思った。
このドラマを見てから旦那役の俳優(津田寛治?)を見るといらつくw


251 本当にあった怖い名無し:2013/11/25(月) 14:49:35.65
>>225
215だけど読んだのがリアルタイム連載当時だけなんで細かい所は覚えていない。

そういう事情なら子どもが産めなくなってしまった点にだけは同性として同情するけど
分かって不倫していたんだから旦那と同罪だと思うわ。

さらに無辜の赤ん坊を拉致し、一番大事な時期に
本来受けられるはずの愛情も教育も医療も受させず。
十分愛情を注いだとしても結果的に破滅を招いたのはヒロイン。
旦那が何のリスクも罰も受けずのうのうとしてるのが後味悪いっていうのは同意。

それにしても元ネタ事件も音羽のお受験殺人もまことしやかに妻が悪いとされ、
犯人に同情の声が上がり被害者の母が叩かれたのが一番後味悪いかもね。

 

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