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960本当にあった怖い名無し:2013/12/16(月) 03:29:33.15
ある少女マンガ
単行本が出てるはずだけどタイトル失念
小さいときに読んだので細部が違っているかもしれない

ヒロインは高校生で可愛く成績優秀で優しくて友達も多い上に家も事情をしており裕福で、
学校でも嫌味な生活指導の男性教師がネチネチと細かい事で
難癖をつけられてる友人を庇ったりと性格もよく同級生にも頼りにされている
そんなヒロインの彼氏も運動部の期待のエースでイケメン

ヒロインは高校1年生の時に学校行事のスキー教室がきっかけで彼に告白され
そこから学校では「理想のカップル」と呼ばれる位の公認カップルになっていた

ある時彼氏から「クリスマスには二人っきりで一晩中過ごしたい」と言われる
その意味を理解した上で戸惑いながらも「・・・私でいいなら」と返事をするヒロイン
まさに二人は幸せの絶頂でその余韻を残してヒロインは帰宅

そんなヒロインの目に入ったのは家の中で首をつって死んでいる両親の姿だった
実はヒロインの家の事業は少しづつ悪くなっていた。
両親は何とかしようとしていたがどうにもならずに自殺してしまったのだった
ヒロインがそれを知ったのは両親の死後。
親戚の無責任な噂話や自分の為とは言え何も知らされずに
死んでしまった両親を思ってショックを受ける
そんなヒロインを見て彼氏は「絶対に俺がヒロインを守る!」と決意

自宅も差し押さえが決まっているとは言えまだ猶予がある
ある夜ヒロインがそこにいると突然ガラの悪い借金取りが自宅に押しかけてくる
焦るヒロインに「両親の借金を返せ」と迫る
(両親がヤミ金から借りたのかそれとも何か巡ってヤクザの手に債権が渡ったのかは不明)
当然ながら高校生のヒロインにはどうしようもなく
両親の保険金もヤミ金の膨れ上がった借金を返済できるような額ではない
なら体で支払え、とヒロインは拉致されて連れ去られてしまう

そして翌日彼氏はいきなりヒロインが学校を辞めたと知らされる
「あいつが俺に何も言わない筈がない!」
事情を聞くも親戚が退学届けを出しにきたとしかわからず
ヒロイン宅は差し押さえになっているためどうしようもない


961本当にあった怖い名無し:2013/12/16(月) 03:31:04.69
ヒロインが連れてこられたのは薄汚いアパート
そこには先輩の女性がいて夜は店に出されると聞かされる
「何も知らないみたいだけど、相手がつけば体を売らされるのよ」
つまり売春宿
アパートや店の周囲にはヤクザが見回りをしているし逃走は不可能
どうしようもなく店に出され絶望的な生活を送るヒロイン

しかしある日、窓に小石が投げられて外を見るとそこには彼氏がいた
彼氏はヒロインが心配でいろいろな所を駆けずり回り、
似たような女の子がいたという噂を聞けばすぐに飛んで行き、
執念でアパートを見つけ出した
「今は何もできない。でも必ず助け出す。」
その彼氏の言葉を聞いて前向きになるヒロイン

一方で彼氏はヒロインを助けるためにはお金が必要だと考えていた
ひたすらアルバイトの日々だが所詮アルバイトでどうしようもない
途中でどうしても耐えられなくなってお店で働くヒロインを見に行ったか何かで
ヒロインを捕まえているヤクザにボコボコに殴られて大怪我をする

それを助けたのが「この世の中の革命」を歌っている集団だった
助けられた恩もあって事情を話すと
「自分たちもその子を助けるのに協力しよう」ということになって
彼氏はこの集団に協力することになる
ちなみに彼氏はこの辺りからもわかるように学校へも行かないようになり
この活動へどんどんとのめり込んで行く

その頃ヒロインの働く店になんと通っていた学校の嫌味な生活指導が客としてやって来た
以前からヒロインが生意気だと感じていた生活指導はこれ幸いとばかりにヒロインに絡む
そしてついにヒロインが体を売らされる日付けと相手が決まった
それは偶然にも彼氏と幸せな日をすごせるはずだったクリスマスの日、
そして相手はあの生活指導だった


962 本当にあった怖い名無し:2013/12/16(月) 03:36:23.17
ヒロインを助けるために革命にいそしむ彼氏
しかしこの集団は何か様子がおかしい。昼間から酒を飲んだり人を襲ったり…
最初はヒロインの為だと割り切ろうとしていた彼氏だったがどんどん疑問を持つようになる
ここからが曖昧で申し訳ないが、結局ただの犯罪集団にうまい事使われていた
とわかった彼氏は抜けようとするけど逆に追いかけられることになってしまう

一方体を売らされる当日となり、
例の薄汚いアパートで生活指導に服を破かれ犯されるヒロイン
寸前のところで彼氏が乱入してくるがその時のドサクサで生活指導を殺してしまう
客を取っている間は油断していたのか見張りも少なくなんとか巻く事ができて二人は逃亡
けど、行くところはない。
ヒロインは借金まみれで売春宿、彼氏は犯罪集団に追われて殺人まで犯した上に
今までその集団がやってきた犯罪もうまい事擦り付けられてしまい、
指名手配されているという状態

そんな二人が行く事にしたのは付き合ったきっかけになったスキー合宿の時の山
なんとか無人の廃ペンションにたどり着くが電気も通っていないし暖房もない
二人で毛布に包まれながら幸せだった学校に通っていた時のことを語る
「あの試合の時すごくカッコよかった」「ヒロインはいつでも皆の中心だったな」
「大好きだよ…」
そのまま意識が遠のく二人…

最後は指名手配犯の情報を得た警察がペンションの中に入ってきて
人が二人が死んでいるということが示されて終わり

結構昔の少女マンガで当時は悲しい最後だって感想だったんだけど、
今にして思うと法律的になんとかなったんじゃ?
親戚は?まず頼れると考えて間違いない彼氏の両親は?
学校の友達は協力してくれなかったの?
居場所がわかったら革命どうこうの集団やお金よりまず警察に通報すればよかったんじゃ?
彼氏は実際犯罪も犯してるけど、未成年だし情状酌量はあるだろうし
指名手配されたなら罪を償う事やまず革命集団やヤクザから身を守るために
自分の家族や警察に保護を求めればよかったんじゃ?
そうすれば少なくとも死なずに済んだろうに…
といろいろモヤモヤするようになってしまった


963 本当にあった怖い名無し:2013/12/16(月) 03:56:39.48
警察行けばどうにかなるなら、ヤクザに追いつめられて首吊る人間は現実にいないだろうけどな・・・
それをおいてもまず自力じゃなくて警察頼れよとは確かに思うけど

964 本当にあった怖い名無し:2013/12/16(月) 07:31:25.54
漫画だからそこまで真剣に考えなくていいんだよ

9 本当にあった怖い名無し:2013/12/18(水) 04:56:09.31
>>960
遅レスだけど多分それ山崎みちよのクリスマス心中かな。
心中シリーズだかで他にも2冊あったけど
他のはラストハピエンだけどこれだけが救われない……

後味悪い
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