隣の男の子(エレン・エマーソン・ホワイト)
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101:「隣の男の子」エレン・エマーソン・ホワイト:2013/12/22(日) 01:03:29.91
- アメリカ北東部ニューイングランドの田舎町。
雪の降る寒い夜、郊外のアイスクリーム屋で女子高生のアルバイトーが一人で店番をしていた。
閉店時間になり、店の掃除をしていると突然少年が店内に押し入ってきた。
少年は女子高生と同じ高校に通う同級生だった。女子高生は彼と1度デートをしたこともあった。
怪訝な顔をする女子高生に少年は銃をつきつけた。
「騒ぐな。可哀想だが死んでもらう」少年は好奇心から殺人を犯そうとしていた。
小柄でおとなしい性格の女子高生を楽に殺せそうだとターゲットに選んだのだった。
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102:「隣の男の子」エレン・エマーソン・ホワイト:2013/12/22(日) 01:07:31.53
- 女子高生は何とか少年の気をそらそうととある話題を持ち出した。
「去年、小学校の教師が出勤中に車で崖から転落して死んだでしょ?
あれ、本当は事故じゃなくて事件なの。
私、小学校の時にずっとあの教師にいじめられてたの。
それで親友と共謀してあの先生を殺したの。
あいつの自宅から小学校までの出勤ルートに危険な急カーブがあることを知っていたから・・
だから、カーブの後ろであいつの車を待ち伏せして
あいつがカーブを曲がる直前に影から飛び出してやったの。
あいつはハンドルを切りすぎて崖から転落したわ。
あいつだけじゃないの。去年町の嫌われ者の不運な事故死が相次いだでしょ。
あれ、全部私と親友なの」
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103 :「隣の男の子」エレン・エマーソン・ホワイト:2013/12/22(日) 01:10:13.83
- 最初は少年は信じなかったが徐々に興味を惹かれていった。
来週、高校の体育館で女子高生と親友から犯罪について詳しく聞かせてもらう、
という約束を取り付け少年は帰っていった。女子高生は今度こそ店を閉め、家にはまっすぐ帰らず親友の家に寄った。
親友は少年同様、女子高生と同じ高校に通う同級生であり、
幼稚園からの幼馴染だった(性別は女)。自室でテレビを見ながらくつろいでいる親友に女子高生は持ちかけた。
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104 :「隣の男の子」エレン・エマーソン・ホワイト:2013/12/22(日) 01:13:58.14
- 「言いにくいんだけど、また一人やらなきゃいけないかも」
「あんた、もうやめとこうって言ったじゃない」
親友は眉をひそめた。
「でもやらなきゃ私たちが困るわ」親友はテレビを消すと真剣な表情を作り、女子高生に向き直った。
そして二人で秘密の会議を始めた。