可哀相な姉(渡辺温)
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676:本当にあった怖い名無し:2014/01/16(木) 16:15:16.33
- 渡辺温「可哀想な姉」
「僕」は唖の姉と二人暮らし。
姉は結核(一説では性病)だが病院に行かず、
花売り娘のふりをした私娼で「僕」を養っている。
「僕」は子供とは言えない年齢だが働いていない。「僕」と姉は近親相姦で生まれた姉弟で、
親はどういうわけか、姉に「はい」で首を横に、「いいえ」で首を縦に振るよう教えた。
そのせいで姉は、客からお金を貰えない事もある。ある日「僕」は姉を買った男を殺した。
姉は逮捕され、「お前が殺したのだな」と尋問されると
(いいえ!いいえ!)と首を縦に振るので、死刑になるだろう。
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679:本当にあった怖い名無し:2014/01/16(木) 17:12:51.05
- まさか「新青年」に載ってた古い小説が出てくるとは
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681 :本当にあった怖い名無し:2014/01/16(木) 18:27:11.40
- >>676
これはいい後味の悪さ、
よけいな説明が全くなく意味不明なところもいい。
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682 :本当にあった怖い名無し:2014/01/16(木) 19:47:58.21
- >>676
最後の二行が急展開過ぎたんで本文読んでみたが、
「僕」は姉の庇護(という名の束縛)が邪魔になったから死刑に追い込んだのか
大人になるなって主張とか、若い娘の存在とかが無いとわからん
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683 :本当にあった怖い名無し:2014/01/16(木) 20:02:20.50
- >>679
結構売れたアンソロジー本に収録されてたから
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689 :本当にあった怖い名無し:2014/01/16(木) 22:04:38.02
- >>684
手放したんで忘れたけど文庫本で探偵小説アンソロジーだった。
他に小栗虫太郎の紅毛傾城とか入ってた。
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690 :本当にあった怖い名無し:2014/01/16(木) 22:07:12.14
- 新青年傑作選とかもあったな・・・
もう著作権がきれてるのか