ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その147 » 親切なクラスメート(かがり淳子)

583本当にあった怖い名無し:2014/02/11(火) 23:09:37.24
昔読んだ漫画。タイトルは確か『親切なクラスメイト』。
細かいとこうろ覚え。

主人公は引っ込み思案な女子高生。
転校してきたもののその性格のせいでクラスの誰とも話せない。(席も一番隅の一人席)
中途半端な時期に転校してきたため一部の教材やジャージ等が間に合わなかったので
誰かに借りなくてはならないにも関わらず、だ。

昼休み、屋上で一人時間を潰す主人公に一人の女子生徒が話しかけてくる。
彼女は浅野と名乗り、主人公と同じ学年だという。


584本当にあった怖い名無し:2014/02/11(火) 23:11:01.60
突然話しかけられて戸惑う主人公だったが、浅野の明るさに心を開き事情を話す。
すると浅野は足りない教材やジャージを貸してくれるという。
半信半疑ながら自分のクラスと座席を教えると、
足りないと言った教材に加えて浅野直筆のまとめノートが机に入っているのだった。

ジャージやシューズも貸してくれた上に
「髪は結んだ方が良いよ」と髪留めもプレゼントしてくれる浅野。
ただ一つ気になるのは、それらの品物について「誰に借りたの?」と尋ねられ、
主人公が「浅野さんに借りた」と答えるたびに
教師も生徒も皆驚いたり不思議がったりすることだった


585 本当にあった怖い名無し:2014/02/11(火) 23:12:54.66
足りなかった品々が無事手元に届き、
借り物を浅野に返した後主人公は思い切ってクラスの女子に浅野について聞く。

そしてわかったのは、
「浅野は主人公が転校してくる以前に交通事故で死亡したこのクラスの生徒」
ということだった。
さらに浅野は生前から世話好きで「ほとんど押し付けの親切で正直ありがた迷惑」と
一部の生徒には煙たがられるほどだったという。
「きっと死んでからも困っている人を放っておけなかったんだよ」
と主人公に言う女子。

これをきっかけに主人公はその女子と親しくなり、クラスにも溶け込めた。


586 本当にあった怖い名無し:2014/02/11(火) 23:14:51.09
ところが、その数日後の授業で教室移動があった際に
主人公の口が「先に行ってて」と勝手に動き、主人公は教室に取り残される。

気配を感じて振り向くと凄まじい形相の浅野が立っていた。
「あんな奴と仲良くするなんて許せない」「もう私を頼ってはくれないんだね」
と迫ってくる浅野。

そして主人公が浅野からもらった髪留めをしていないとわかると
やにわに主人公の髪を鷲掴みにし、

「髪は結べって言ったじゃない」

そう言うと浅野は主人公を三階にある教室の窓から放り出したのだった。

良い話と見せかけてこのオチだったから個人的に後味悪かった。

 

悪夢の館へようこそ (ちゃおホラーコミックス)
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