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352ペインレス:2014/03/08(土) 17:54:33.46
前にDVDで観たペインレスって映画が後味悪かった

スペインが舞台。
内戦近辺の過去と現在を交互に映しながら進んでいく。

1931年、スペインのある地域で
痛みを感じない病、無痛症を患った子供たちが多数発見された。
子供たちは危険と見なされ、施設に隔離されてしまう。
しかしドイツから来たある医学博士の協力により、
子供たちは日常生活を送るために痛みを学ぶリハビリを受けることに。
しかしただ一人、少年Aだけはリハビリに反応しなかった。

時は変わって2000年。主人公は医者のB。
ある日、Bとその奥さんが事故に遭い、奥さんのお腹にいた胎児は助かるも奥さんを亡くす。
さらに事故後の検査でBに腫瘍が見つかり、余命幾ばくも無いと告げられる。
しかし骨髄移植をすれば助かると他の医師に励まされ、
Bは骨髄の提供を求めるべく何年も会っていなかった両親を訪ねることに。

両親は快くBを迎えてくれたが、
骨髄移植に協力して欲しいと告げると「それはできないんだ」と断られてしまう。
何故だと詰め寄ると、Bが養子であること、実の両親は行方不明であることを教えられる。
そこでBは生き残るために、両親を探すことを決意。
育ての両親の反対を押し切り過去を辿って行く。

時は過去に遡り、内戦只中のスペイン。
物資は不足し、施設内の人々も次々と減っていった。
そして、リハビリに反応しなかったペインレスの少年Aだけが生き残り、
数年経って青年になったAは拷問官として働くことになる。


353ペインレス:2014/03/08(土) 17:57:36.15
ある時Aは、あてがわれた拷問相手の共産主義者の女性に惚れてしまう。
しかも拷問せず匿い、子供をもうけるのだった。

時は戻って現在、Bは、実の母が死んだ場所だと聞かされた刑務所にまつわる
恐ろしい過去を聞いて回っていた。そこでBは信じがたい情報を得る。
その情報を手に育ての両親の家に戻ると、
母親は死に、父親はBの目の前で頭を撃ち抜き自害。
そのことはBが得た情報、育ての父が拷問官の指揮官であるということが
事実だと語ったようなものだった。
Bの育ての父は、Aとその女性を自由にする交換条件として、
産まれた子供を奪ったのだ。そしてその子供がBだった。

もはや止めるもののないBは刑務所の拷問に使われていた部屋を探り、
脱出に使われたであろう隠し通路を辿って奥に進んでいく。


354 ペインレス:2014/03/08(土) 17:58:34.30
そして最奥の部屋に着いた時、
目に入ったのはライターで照らされる実の母親と思われる女性の死体だった。
Bを不審者だと思い父親が襲いかかるが、目を覗き込むと静かに離れ、
もみ合った時に落ちたライターが部屋を燃やし、両親とも炎に包まれていく。
「お前は生きろ、息子よ」というモノローグが入ってED。

Aは目の色が自分と同じだもんでBが息子だと気づいて襲うのをやめたんで
最後のモノローグはおそらくAのものだと思われるけど、
生きろったって骨髄移植できないんだからBの生存は絶望的だし
残された赤ん坊はどうするのとか、何も育ての親は死ぬことないだろとか
各方面で後味の悪い哀しい話だった。

 

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