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498本当にあった怖い名無し:2014/03/14(金) 09:29:41.37
映画「カティンの森」

ポーランドにナチスドイツが侵攻し、
それに対抗してソ連もポーランドに侵攻してきて第二次世界大戦が始まる。
ソ連方面にいたポーランド軍は丸ごと捕虜になり、
万単位で虐殺され秘密裏にカティンという場所の森に埋められた。

捕虜になった将校を夫を持つ主人公の女性は、
発見された遺体の名簿に夫の名前がなかったので無事を信じ続けていたが、
ある日夫の同僚だったイェジという旧友が訪ねてくる。
彼は遺体名簿に名前が載っていたはずだったが、
実はその遺体はイェジが名前入りのセーターを貸したまま別れた、
主人公の夫だった。

戦後ポーランドがソ連の支配下に入ると、
「カティンの虐殺はナチスによるもの」と宣伝されはじめ、
生活のため赤軍に入ったイェジも葛藤の末に自殺してしまう。

ある飛行兵の妹は、自分の髪を売ってカティンで殺された兄の墓石を作ったが、
墓に刻まれた虐殺絡みの文言のせいで教会から受け取りを拒否され、
最終的に墓石は壊されてしまう。

これと前後して、写真屋を開いた主人公のもとには可愛がっていた甥が訪ねてくる。
甥はポーランドで再開された大学に入ろうとしていたが、
カティンの虐殺がナチスによるものだと認めなかったので学校と揉め、
その後ソ連の宣伝ポスターを破っているところを見られ、
警備兵から逃げようとした末に車にはねられて死ぬ。

発狂してしまった主人公のもとに、遺品として秘密裏に夫の手帳が届き、
その記述に沿った虐殺までのシーンが流れて終了。


499本当にあった怖い名無し:2014/03/14(金) 10:15:18.48
>>498
これ実際虐殺行為したのソ連軍だったよね?
ソ連のブラックさも大概ですナ

501 本当にあった怖い名無し:2014/03/14(金) 11:11:25.25
>>498
カティンの森の後味の悪さは
間のストーリーより最後の長回しの処刑シーンに尽きる

ただただ淡々と台詞もなく、1人ずつ護送車を降りると
両側からソ連兵が拘束、後ろ手に簡単に縛り、
巨大な穴(何十、何百レベルで死体が入るし既に何人も倒れている)の前で
お祈りの言葉も言う間もなく後頭部に一発、
声もなく命をなくした体が穴の中へ倒れ込む、
余韻もなく次の犠牲者が車から降ろされ同じ流れで処刑、
何の感情も感じられない無表情のソ連兵が次々と短銃で撃ち抜き、
弾切れの度に側に控えてる兵から新たな銃に迅速に交換されて
滞りのない流れ作業で穴に死体が折り重なっていく
主要人物も同様
死体が溜まったらブルドーザーでがーっと埋める
レクイエムが流れ暗転するまで、これが十何分延々と続く

前半のドラマが吹っ飛んで、
また「本来、殺された将校1人1人に背景、ドラマがあったんだ」
ということが思い返される

監督は父親がカティンで処刑されてるんだそうだ
事実、何万人と処刑されてるんだもんね……
解決まで責任の擦り付け合いやなんやあったみたいだし、
翻弄された遺族も多かっただろう

とにかく最後の処刑シーンの淡々とした感じが重くて
後味が悪いのは間違いない映画でした

 

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