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601星のカービィ トリプルデラックス(1):2014/03/17(月) 15:04:45.21
星のカービィの新作のラスボス周りがじわじわと切ない話だった

ライバルのデデデ大王が攫われて、敵の本拠地に乗り込むカービィ。
そこで彼を待っていたのは、デデデ大王を攫った張本人でもある、
クモ型の敵「タランザ」だった。

発売前に絵が発表されてから、過去のラスボスと照らし合わせて、
「こいつもラスボスだろう」と言われていたタランザだけど、
実際は直に戦う事もなく、各種ステージボスを魔法で操ってけしかけてきただけだった。

そして最後にけしかけてきたデデデ大王を倒すと、
タランザは、自分の主である女王「セクトニア」(=本作のラスボス)に助けを求める。
しかし現れた女王セクトニアに、あっという間に吹っ飛ばされるタランザ。

元々タランザは、勇者と呼ばれる人物を捕えて洗脳し、
セクトニアの手駒にする為、カービィ達の住む所にやってきた。
しかし本当はカービィがその勇者だったのに、間違えてデデデ大王を攫うわ、
追いかけてきたカービィを倒す事も出来ずわで、セクトニアに完全に見切りを付けられ、
「みにくいタランザ」呼ばわりされてしまう。


602星のカービィ トリプルデラックス(2):2014/03/17(月) 15:07:59.10
セクトニアは己の美しさを鼻にかけ、
己を「神にも等しきこの美貌」と言ってしまう、典型的な女王様キャラ。

かくしてセクトニアとの最終決戦に挑むカービィ。
当然そう簡単にやられるわけもなく、女王蜂の姿の第一形態、
暴走し巨大な花の姿に成り果てた第二形態を経て、やっと倒れる。

しかし倒した、と思った瞬間、蔓草の触手に締め上げられ、思わず悲鳴を上げるカービィ。
そこに助けに来たのが、デデデ大王と……さっき吹き飛ばされた、タランザだった。
セクトニアの事を慕ってそうなのに、あっさり正義側に寝返った従者の姿に、
思わず過去のボスよりゲスいなと思うユーザーもいた。

デデデ大王とタランザの力を借り、セクトニアを倒したカービィ。
話はいつものように、めでたしめでたしハッピーエンド。
……かに思えた。


603 星のカービィ トリプルデラックス(3):2014/03/17(月) 15:10:59.05
クリア後に解放される、デデデ大王操作キャラのストーリーのハードモード、
更にボスラッシュをクリアすると現れるボスラッシュのハードモードまで遊んで初めて、
セクトニアとタランザがどうしてああなったのかが垣間見えるという。

今回のカービィには、スタートボタンを押すと、全ボスの説明書きが見られるんだけど、
普通のストーリーモードと、ハードモードではその内容が違う。

ハードモードの説明いわく、
セクトニアとタランザは、昔はとても仲がよかったらしい。
しかしセクトニアが美と支配に取り憑かれた事により、関係は破綻。
二人はただの主従関係になってしまい、
タランザの贈る奉げ物も言葉も、とうに届かなくなってしまっていた。

つまりタランザは、セクトニアを暴走から解放する為に、永久なる眠りを与える為に、
カービィやデデデ大王に協力したのではないか、という事が明らかになる。


604 星のカービィ トリプルデラックス(4):2014/03/17(月) 15:13:04.48
そしてセクトニアには寄生能力があり、
美を求めるあまり、次から次へと身体を乗り換えていったという。
(花の第二形態も、大きな花に寄生した結果である)

ボスラッシュハードモードでは、
花の形態から更に生首で空を飛ぶようなゾンビ状態になるが、

「いくどとなくきせいし、のりうつりつづけどれが 本当のすがた であったのか・・・
 もはや 思い出すことも出来ない。わたしをよぶ声もしたが 今はもう聞こえない。
 この夜が明けるその前に、とわなる・・・ねむりを・・・ 」(ゲームより抜粋)

と、暴走する中、彼女も死を望んでいたことがわかる。

普通に遊ぶだけなら勧善懲悪でさっぱりしてるのに、全てのモードで遊ぶと、
あの二人の間で、こんなに悲劇的な別れが起こってたのかと思うと、
胸が痛いってレベルじゃない。
テキスト自体はこんな数行数ページなのに、曲もあいまって、
遊び終わってから物凄い悲恋劇を見終わった気分になった。

 

星のカービィ トリプルデラックス
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