キングダム ハーツ 358/2 Days
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962 名前:1/3 :2012/12/09(日) 10:54:42.62
- ゲームなんだけどキングダムハーツの358/2days(以下days)が後味悪い。
これは外伝で、主人公は本編の主人公・ソラの分身的な存在のロクサス。
daysは無印、外伝、2と出た後に発売されていて、ロクサス自体の初登場は2。
まず2のプロローグとしてロクサスを操作していくことになる。夏休みの最後の一週間、親友たちと目いっぱい楽しむぞと思ったら
不思議な出来事がいくつも起こり、挙げ句の果てには
よくわからない黒コートの野郎が襲ってくる始末。
後日見た夢によればその黒コート、アクセルという男はロクサスの親友だという。
もちろん心当たりはない。
そしてアクセルから逃げた先の森の中の屋敷で、
ロクサスはこの世界は作られたもので、自分の記憶も書き換えられていると知る。
全てを思い出したロクサスはアクセルを倒すものの、
自分を拉致した相手により、ソラに還る形で消滅させられてしまう。その2の前に何が起きたのか、というのがdays。
ある日生まれたロクサスは、2のラスボスであるゼムナスに連れられ、
XIII機関という組織に入る。そこで任務をこなしていくロクサスだが、
その内にアクセルや自分の後に入ったシオンという女の子と友達になる。
3人は毎日任務の後に集まってアイスを食べるのが日課になっていく。
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963 名前:2/3 :2012/12/09(日) 10:55:17.09
- ちなみにキングダムハーツでのモンスター的なものは「ハートレス」と言って、
これは人の身体から離れた心が元。
心が離れた後に残った魂と身体から生まれるのが「ノーバディ」で、機関のメンバーは全員これ。
ノーバディは精神力が強い人間からしか生まれず、その中で更に強いものが人形をとる。
人形ノーバディは人間だった頃の記憶を留めているのだが、
ロクサスは特殊な出自(本体のソラと同時に存在しており、
ソラは力を取り戻すために眠っている)のために何も覚えておらず、ソラと容姿や性格が違う。楽しかった日々だが、身に覚えのない記憶(ソラのもの)が突如蘇ったり、
シオンやロクサスが倒れたり、日常は不穏なものとなっていく。
この辺でシオンの正体が機関メンバーの一人によってアクセルに明かされる。
彼女はノーバディではなく、また人間ですらなく、
機関によってロクサスの力を吸収するために生み出されたレプリカ(人形)だった。
(シオン自身はこのことを知らない)
機関はロクサスの持つ力を必要としており、その能力を持つ者を量産したがっていた。
シオンはもうロクサスを超えるほどに力を吸収していて(二人が倒れた原因)、
アクセルによって阻止されるものの機関の手により二人は戦わされてしまう。
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964 名前:3/3 :2012/12/09(日) 10:55:59.02
- その後、シオンは自分の正体を知り、自分とロクサスが消滅すればソラに力が戻ることを知る。
シオンは機関を脱走し、ロクサスも同じように逃げ出す。
再会した二人だが、自分の力をロクサスに、
さらにそのロクサスの力をソラに返したいと考えるシオンと戦うことに。
望み通りシオンは負けて彼女にまつわる記憶もろとも消滅し、
ロクサスはソラに力を戻そうとする人物により拉致される。
記憶を消され、普通の少年としての記憶を書き込まれるロクサス。――なんだか妙な夢を見た気がする。
いつもと同じように自分の部屋で目覚めたロクサスは、
親友達と会うべくいつもの道を駈け出していく。ロクサス自身は2の最後に物理的な復活はしないもののちゃんとした救済展開があるんだけど、
これだけで見ると嫌な気分になること請け合いのエンディングかつ
もう誰にも思い出してもらえないシオンと親友二人をいっぺんに失って
2ではそのロクサスの掃討任務に駆り出され、
その後はロクサス復活のために動くもそれも叶わず消滅したアクセルが…。
続編でアクセルが復活してなかったらもっと後味悪かった。