ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その1 » ブラックマジック(西岸良平)

117 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:01/12/11 23:17
前に漫画で読んだ話でも一つ。
主人公の女の子(小学生)は、周囲の人物と折り合いが悪く、
いつも自分にちょっかいを出す男の子、やたらと厳しい父親、口喧しい担任教師等を憎んでいた。
そんなある日、女の子は街角で不思議な物売りに出会い、呪の紙人形なる物を
買う。物売りの話によれば、効果はいつ出るかはわからないが、確実に相手が不幸になる代物らしい。
ただし、物売りは、こう付け加えた。
「一度かけた呪は、絶対に取り消せないけど、それでもいいね?」
女の子は、それを許諾し、紙人形を買うと家に帰り、さっそく呪いをかけた。
続く

118 名前:続き 投稿日:01/12/11 23:23
だが、呪いの効果は一向にあらわれなかった。
女の子は、あいかわらずの境遇の中、騙されたと腹を立てた。
それから、何年かが経過した。
同窓会で久々に級友と会った彼女は、その後人格者として知られるようになった担任女教師の急逝を知る。
しかし、その悲しみの中、彼女は一人の男性と恋に落ちていた。
子供の頃、彼女にちょっかいを出していた、あの男の子だ。
やがて二人は婚約をし、これにはかつて厳しかった父も素直に喜んでくれた。
続く

119 名前:更に続き 投稿日:01/12/11 23:32
だが、その喜びも束の間、今度は父が急死する。
父の喪に服したあと、彼女はようやく子供の頃にかけた呪の事を思い出す。
だが時既に遅し。婚約者の訃報が届いたのは、それから間もなくの事だった。
彼女は、軽はずみに呪をかけた事を死ぬほど悔やみ、号泣した。

おしまい


120 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:01/12/11 23:35
>>117
それ、昔,まったく同じ話を世にも奇妙な物語でみたYO!
でもラストはアレンジされていたのか、すごく爽やかだったYO!

121 名前:ごめんなさい。嘘です。続きます。 投稿日:01/12/11 23:37
エピローグ。

気がつくと、彼女は街角に立ち、涙していた。そして目の前には
あの時の物売りが……
「どうだいお嬢ちゃん、そういう事になるかも知れないが、それでもこの紙人形を買うかね?」
彼女は、首を横にふると、一目散に逃げ出した。
女の子はその日を境に自らの在り方を改め、円滑な人間関係を築き上げ
ましたとさ。

リアルおしまい


122 名前:121 投稿日:01/12/11 23:41
ちなみに、原作はビッグコミックスピリッツで
3丁目の夕日 描いてる人だよ。
俺が見たのは、その人の短編集だった。

 

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