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171 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/30 21:31
小学校の一時期、僕と友達はカタツムリにハマっていた。
結構大きいカタツムリで、授業の時には机の中に入れたりしてかわいがっていた。
そんなある日の掃除の時間。
掃除は大体クラス内で班分けをして、教室とトイレや昇降口や階段などと分かれていた。
教室以外の掃除が早く終わっても教室の掃除が終わるまでは入ってはいけないというルールがあった。
教室に入れないので、僕達は廊下の端っこで邪魔にならないようにカタツムリを這わせてそれを眺めていた。
教室の掃除をしていた人が廊下の僕達に入っても良いよ。と声をかけた。
僕は、顔を上げて分かった。と返事をして立ち上がろうとした。
その時だった。
廊下で鬼ごっこをしていた奴らが勢い良く僕の目の前を駆け抜けた。
僕の足元には無残に砕け散ったカタツムリの屍骸があった。
僕は、生まれてはじめて生き物の死を目の当たりにした。
そのあと教室に入らず、どこか別の場所で、ものすごく泣いたのを覚えている。
教室に戻ると、カタツムリの屍骸は回収されたあとだった。
かすかに廊下にその跡が残っていた。
僕はそれ以来カタツムリが苦手になった。
今でもカタツムリを見るとそのことを思い出してしまから・・・。

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