ホーム » 小説 » 児童文学・絵本・昔話 » 女の子と狼(新倉朗子)

449 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/11 02:19
ネット上で見つけた「赤頭巾」の童話。
なんでもこれが「赤頭巾ちゃん」の原作らしいのだが、未確認。

昔、ひとりの女の子がいて母親に七年も会っていませんでした。
女の子は鉄の服を着せられて絶えずこういい聞かされていました。
「服が擦り切れたら、きっと母さんに会いに行けるよ」
女の子は必死に服を壁にこすりつけて破こうとしました。
とうとう服が破け、ミルクとパン、それにチーズとバターを少しもらって
母親の元へ帰ることになった女の子は森の中で狼に出会い、
「何を持っているのか」と訊かれました。
「ミルクとパン、それにチーズとバターを少し」と答えると、
狼は「分けてくれないか」と言い、
「母さんへのお土産が減るから」と女の子は断りました。
狼は「ピンの道と針の道のうち、どちらから行くのか」と訊き、
女の子が「ピンの道を行く」と答えると、
自分は針の道を急ぎ女の子の母親を食べてしまいました。


450 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/11 02:21
やがて、女の子は家に着きました。
「母さん、開けて」
「戸を押してごらん、カギはかかっていないよ」
狼が、そう答えました。
それでも戸が開かないので、女の子は穴をくぐって家の中へ入りました。
「母さん、おなかがペコペコよ」
「戸棚に肉があるからおあがり」
それは、狼が殺した母親の肉でした。
棚の上に大きな猫が来て、こう言いました。
「お前が食べているのは、母さんの肉だよ」
「母さん、棚の上に猫がいて、私が母さんの肉を食べてる、そう言ってるわ」
「嘘に決まってるさ。そんな猫には、木靴を投げてやるがいい」

451 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/11 02:21
肉を食べた女の子は、喉が渇いてきました。
「母さん、私、喉が渇いたわ」
「鍋の中のぶどう酒をお飲み」
すると、小鳥が飛んできて煙突に止まって言いました。
「お前が飲んでいるのは、母さんの血だよ。母さんの血を飲んでいるんだよ」
「母さん、煙突に小鳥が止まって、私が母さんの血を飲んでる、そう言ってるわ」
「そんな鳥には頭巾を投げてやるがいい」
肉を食べ、ぶどう酒を飲み終えた女の子は母親に向かって言いました。
「母さん、なんだかとっても眠くなったわ」
「こっちへ来て、少しお休み」
女の子が、着物を脱いで寝台に近づくと、母さんは頭巾を顔の方まで
かぶって奇妙な格好をして寝ていました。
「母さん、なんて大きな耳をしてるの」
「だからお前の言うことが聞えるのさ」
「母さん、なんて大きな目をしてるの」
「これでなけりゃお前がよく見えやしないからさ」
「母さん、なんて大きな爪なの」
「これでなけりゃお前を上手くつかめやしないからさ」
「母さん、なんて大きな歯をしてるの」

そして狼は、赤頭巾を食べました。


454 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/11 02:44
前に本当は怖いグリム童話って流行ったけど、そのやつかな?
かなり後味悪いのだが…。

455 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/11 02:46
猟師のおじさんは助けてくれないの?

460 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/11 03:17
普通の考えたら食われた人間を腹裂いて助け出すなんておかしな話な訳で。
でもこれ書いた原作者はかなりキテるな。
少女の7年の苦労を無駄にした上で母親の肉を食わせた後にあぼーん。

 

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