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852 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/20 22:07
乙一の「死に損ないの青」という小説。
(前にも乙一の話紹介してました。最近ハマってるもんでウザかったらごめん)
主人公はちょっと大人しくて太り気味だが、ごく普通の平凡な小学生。
担任は若い男の先生で皆から人気があり、主人公も、内気ゆえ積極的に
話し掛けたりはしていなかったが、担任教師のことを慕っていた。
しかし、些細な行き違いが原因で主人公は教師に嫌われてしまい
以来教師はことあるごとに主人公を見せしめのように苛めるようになる。
クラスの子供達も教師にならって主人公を軽蔑するようになる。
やがて主人公は、他の人には見えない真っ青な顔の子供が見えるようになる…という話。

最後は主人公が教師を殺そうとするも、結局は許すところで終わる。
この話は後半失速気味だが、前半の子供が教師に理不尽な扱いを受ける様子、
特に何かあるたびに「**君は悪い子です」とからかい混じりに吊るし上げる様や
親しい友達でさえ自己保身のために教師側につく様子は
ひしひしとリアルで後味悪い。ちなみに青い少年の正体は主人公のストレス?みたいなもんだった。

 

死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)
死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)


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