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618 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/14 21:00
日本昔話『夫婦岩』

昔々大変なかの悪い夫婦が住んでいました。
力自慢の夫は働きもせず、酒ばかり飲んでいました。
また、嫁も力が強く二人の毎晩の喧嘩は凄まじいものでした。
しかし、そんな二人も一人息子の坊だけは目に入れても痛くないほどの可愛がりようでした。
ある日嫁は坊を連れて瓜を採りに行きました。
帰ってくると相変わらず働きもせずに酒を飲んでいる夫が腹が減ったとわめいていました。
呆れた妻は売りの入ったかごを置き、
「瓜は食うなよ、お前の分はないんじゃ」
と言い残して風呂に入りに行きました。
風呂から上がった妻は瓜の入ったかごが無い事に気づきました。
かごの中には坊も入っていたのです。妻は慌てて坊を捜しに行きます。
見ると道には転々と瓜の食べかすが落ちています。
たどっていってみると険しい崖の上で夫が瓜を食べていました。
妻は慌てて「ぼう~、ぼう~!!」と叫びながら崖を上って行きます。
妻の声に気づいた夫は妻を崖下に落とそうと瓜を投げつけました。
ひるんだ妻にかごから瓜を取っては投げとっては投げしているうちに
夫は誤って坊を投げつけてしまいます。
「ぼう~~~~!!!」
妻の悲惨な叫び声。夫の
「しまった…」
という呟き。


619 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/14 21:01
二人は崖のしたまで坊をさがしにいき、土に埋めて供養しましたが悲しみは収まりません。
そこで二人は神様にお願いしました。
神様は、
「死んだ者はもう生き返らん。お前たちは崖の下にある二つの岩を
 この境内に運び、坊の魂を供養するのじゃ。」
と言い、二人は岩を運ぶために崖下まで行きました。
岩を見るととても人間が動かせる大きさではありません。
夫は
「百年かかっても動かすんじゃ!!おら達の罪の大きさじゃ!!」
と体当たりをしましたが動きません。すぐにねをあげ、
「やっぱりだめじゃ、神様にお願いしても少し小さいのにしてもらおう。」
と言い出しました。

620 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/14 21:02
妻は
「鬼になってもええ、動かすんじゃ。おら達の罪の重さはこんなもんじゃねぇ。」
と岩を持ち上げようとしています。
「神様、おらを鬼にして下せえ。人の力じゃ無理でも鬼になれば動かせる。」
指が裂け血が噴出し、それでも持ち上げようとしている妻。
そんな妻を見て夫も体当たりを再開します。
「おらも鬼にして下せえ。絶対に動かしてみせる。鬼にして下せえ。」
やがて岩にぶつけすぎた夫の頭からも血が噴出します。
それでも岩を動かそうと叫び続ける二人。
やがて夫の頭から角が生え妻の爪が鋭くなっていき、明け方には二人は鬼になっていました。
鬼になった二人は境内に岩を運びました。
神様は本当に運ばれてきた岩を見て
「よし、この二つは夫婦岩と名づけよう。お前達はこれからこの岩を坊と思って供養するんじゃ。
 しかし、鬼になってしまってはもう村にはいられないのう。山奥にこもって遠くから供養するがええ。
 村人を脅かすんじゃないぞ。」
と言いました。
二人はそれから山へこもり、きっと供養を続けたのでしょう。

621 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/14 21:04
既出だったらゴメン。
何でろくでなしの夫のせいで妻まで鬼になるのか納得いかなかった。
正直、夫死ね!!とまで思ってしもうた。
「ぼう~~!!!」とか、「鬼にして下せえェ~~!!」って言う
市原悦子の悲惨な声が耳から離れない。

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