ホーム » 小説 » その他書籍 » ご馳走はいつできるの?

352 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/09/25 13:20:56
小学生のころ読んだ話。

戦争で、カンボジアの親子が追い込まれていく。
住んでいた村も食べるものがなくなっていき、他の家族も死に、
ついに幼い息子と母親だけになる。
難民を集めた集落のような場所に行くも、そこにも食べるものはなく、
たくさんの人が飢えて死んでいく。
主人公の息子も飢えていき、ついには骨と皮ばかりになって、寝たきりになってしまう。
母親は、何とか息子を元気付けようとして、
「これからご馳走をつくるわよ」
と言う。
息子は食べ物がないのにご馳走なんて出来るものかと疑うが、
母親が大きな鍋に火をつけて煮込んだりしているのを見て、
本当に食べるものがあるのだと信じて料理の出来上がりを待つ。

しかし、息子には死がじょじょにせまっていた。
「お母さん、いつご馳走できるの?」
「もうすぐよ」
そんなやり取りを繰り返す親子。
息子は死の間際で、
「僕は眠くて寝てしまいそうだから、先に味見だけさせて」
という。
母親は息子の死期が近い事を悟り、でもどうしようもなくなきながら、
自分の涙のついた指を、息子の口に入れる。
母親の涙の味をなめとり、「美味しい」といって息絶える息子。

母親は息子の安らかな死に顔を見て泣き崩れる。
大鍋には水と、石ころが入っていた。

後味悪いというより切ない…。


357 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/09/25 19:45:00
死んだ子供をおいしくいただきました

359 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/09/26 00:21:37
お母さんが自分の肉を煮たのかと思った。

後味悪い
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