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510 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/11/11 15:14:44
英米短編選みたいのから投下。
忙しい夫と美しい妻がいて、夫は妻の浮気が心配。
妻はそんな夫をなじり、最近無言電話が怖いから早く帰ってきてと訴えるのだった。

夫は出張先から妻に電話するが、いたずら心から黙って妻を驚かせようとする。
妻「最低な人ね!いま主人にかわりますからね!」
夫(強がっちゃって可愛いなあ…)
男「いったい、どこのどいつだ?」
切れる電話。立ち尽くす夫。

何度か無言電話したが、その度に間男の脅しにあう。
夫は帰宅するなり、「今夜はダーリンの都合がつかなかったのかい?」と嘲笑いながら
寝室に一人でいた妻を滅多刺し。
浮気女の血の付いたナイフで死にたくない、自分はピストルを使おう。
親友や両親へ、最後のメッセージを留守電にでも吹き込んでおくか。
血でぬめる手で別のボタンを押してしまう。すると流れ出す間男の声…。
「どこのどいつだ?」「警察に電話したからな」
愕然とする夫の目に、電話に接続されたテープのパッケージに書かれた文句が飛び込んできた。

「貴方の家にボディーガードがいると思わせる優れもの!
 50種類のメッセージでしつこいイタズラ電話も見事撃退!」

夫はテープを止める間もなくピストルの引き金を引いた。
テープは頼もしい文句を再生し続け、やがて止まった。


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