ネコババ

712 名前:その1・長文スマソ 投稿日:04/11/16 20:41:09
今日、本屋で手に取った雑誌に載っていた漫画の話。

A子とB子は女子高生。
2人で帰宅している時にA子がB子にこの間自分に起こった嫌な話をしだす。

A子のバイト先に家庭環境が複雑でお金が無い子・C美がいた。
苦労話を親身になって聞いてやってるうちに、A子はC美からお金を貸して欲しいと頼まれ
可哀想に思ったA子はバイト代を全額貸してあげた。

しかし感謝こそされたものの、いくら待ってもお金が返ってこない。
そんなある日、A子はC美が友達と服をバカ買いしてる所を見てしまう。
そう、家が貧乏とは真っ赤な嘘で、ただの浪費癖のあるバカ女だったのだ。
その夜A子はC美に「貸したお金返して」とメールする。
するとC美から「ごめんね、次の給料日に返す☆」と返信。

ほっとしたのもつかの間、
数日後A子がバイト先にいくとC美は辞めてしまっていた。
驚いてC美に電話しても着信拒否。
さらにC美は他の従業員に「A子にいびられている。だから辞める」と嘘を言いふらし、
みんなから責め立てられたA子も結局バイトを辞めざるを得なくなってしまった。


713 名前:その2 投稿日:04/11/16 20:42:04
「うそー大変だったね。元気だしな」
B子がA子を励ましながら道を歩いていると足元に封筒がおちていた。
中を覗くと1万円札が一枚入っている。
「ここはやっぱり」「ネコババだよねー」二人は顔を見合わせてにんまり。

早速服屋に行き、お互い欲しいものを見つけたが
それぞれ8千円の洋服で両方あわせると予算オーバー。
店員も「どっちも一点ものだから今逃すと売り切れるよ」とたきつける。
「ねぇA子、あんた譲ってよ」「B子あんたこそ!」
次第に大喧嘩になり、相手の悪口を言いまくる二人。

「もう絶交よ!」・・・とお互い言おうとした時に子供が泣きながら目の前を通った。
「僕どうしたの?」二人が尋ねると子供は
「塾の月謝、1万円落とした。ママに叱られちゃう。どうしよう」と泣きながら答える。
「それなら・・・」と二人は拾った一万円をを子供にあげる。
「A子見直したよ」「B子もね。またバイトしたらいいよ」仲直りする二人。

ここまでだと後味すっきりな話だけど、オチがある。
最後のコマには泣きまねをしながらほくそえむ子供の姿が。
(へへへ・・・お金を拾うところをみて後をつけてきたんだよ~
 お金を落としたなんて真っ赤な嘘さ。ちょろいちょろい)

     ・・・('A`)


720 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/11/16 23:16:30
どうやらこの漫画はショートストーリーの連載もので
A子もB子もキャラ紹介欄では「ダメ子」というキャラ付けなんだよね。
この二人が騙されやすい、よく言えば人のいい子って扱いならわかるんだけどさ。
まあこの回は特別で普段はダメなのかもしれないけど。
それにしても作者のいいたいことがイマイチよくわからん。
二重に後味悪いなあ('∀`)ハハハ・・