ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その21 » 笑いころがし(日野日出志)

918 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/11/22 22:39:53
他者を笑わせるために産まれてきた妖怪の親子。
彼らはにこにこの笑顔とこっけいなしぐさで回りのものを笑わせ、幸せにしていた。

ある日、子供が事故で死んでしまったが、
親は他者を笑わせるためだけの存在なため、悲しいという感情がわからない。
死んだ子供の回りでしんみりしている友達たちに、
「笑ってよお」と笑顔とこっけいなしぐさを振りまく。
その様子に、みんなだんだん腹が立ってきた。
「子供が死んだのに、なんて奴だ」

それを聞いて、親は悩んだ。なんでみんな怒っているのだろう。
どうやら笑っているこの顔がよくないらしい。

親は顔の皮を剥いだ。そうして、
「これでみんな、怒らなくていいね」と言って
皮のない血だらけの顔で嬉しそうに笑った。


919 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/11/22 23:00:37
日野ひでしのまんがでありました。
最後、ピエロのような生き物が
顔の皮を裏返しにして(?)悲しんでる顔にするというものが。
あの絵だったので不気味でした。

920 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/11/23 00:23:36
>>919
日野日出志の漫画のオチは、
「彼が舞台に立つことは2度となかった。
なぜなら、彼の顔を見て誰も笑えなくなったからだ」

この作品に出てくるピエロは、顔を破壊した後も
プロの道化師として舞台に立とうとした…という後味悪ヤローでした。

 

サーカス綺譚DEADMAN (SHUEISYA HOME REMIX)
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