ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その22 » 臭い人は嫌い

94 名前:1/2 投稿日:04/12/02 13:40:50
長文投下行きます。昼下がりの小ネタ。
少女漫画より少し大人っぽい雑誌に載っていた漫画。

主人公の女性が田舎の同窓会に出席する。
彼女は30過ぎくらいだが、とても美人。学生のころもモテモテだったらしい。
話が弾む中、クラスの嫌われ者だった男が行方不明になっていることを知る。
彼は主人公のことが好きだったらしいのだが、
彼女はそいつのことをあまり思い出せない。
彼の家は親がおらず、祖母と二人暮し。貧乏で、家の中で家畜を飼っていて、
そのことで皆から臭い臭いとバカにされていた。

2次会の店へ向かう途中、主人公は何故か皆とはぐれてしまう。
そしてたまたま道で出会った老婆に案内を求めると、
つれていかれた先はボロボロになったほったて小屋。
そこには豚や鶏が…「まさか彼の家?」なし崩しに家(とも呼べない)の中に引っ張り込まれる主人公。
そこで老婆から「彼」の話を聞く。
大好きな女の子に酷いことを言われ、引きこもりになってしまった…と。
自分か!?と驚く主人公は思い出す。


95 名前:2/2 投稿日:04/12/02 13:41:47
彼にしつこく付きまとわれ、付き合えと言われ、
断り続けたら「なんで俺と付き合わないんだ!」と激昂されて怖くなり、
酷いことを言えば逆に嫌われて、身を引いてくれるかもしれないと思って
「臭い人は嫌い。不潔な人は嫌い。だからあなたは嫌」
と答えた。
臭いというのは皆が言っていることだから、そんなに傷付かないだろうと
彼女は思ったが、好きな女にそう言われた彼は精神を病んでしまう。
買ってきた石鹸や洗剤で皮膚が全てなくなるまで体を洗い続け、
赤剥けの体を見て「もうダメだ」と部屋に引きこもって十数年…。
主人公が部屋の扉を開けると、彼はとっくに死んでミイラになっていた。
老婆はそれを理解できず、転がり出た死体に「出てきてくれた」と喜ぶ。

責任を感じつつ、田舎を離れる主人公。
家に待つ恋人から、異様な匂いがすることに気付く。
部屋が開かれ、そこから出てきた彼の霊が、恋人に取りついていた…。


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