ホーム » 小説 » 児童文学・絵本・昔話 » 源じいさんの竹とんぼ(斎藤了一)

757 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:05/01/12 03:31:23
昔話だと源爺さんの竹とんぼも後味悪かった。
山奥の田舎に竹とんぼ作りの名人源爺さんがいる。
源爺さんは子供の為に毎日竹とんぼを作っている。
子供達は竹とんぼ作りを教わりながら、一人で暮らす源爺さんに
からかい半分で「嫁さんもらえ」とはやしたてる。

冬が来て村は真っ白に染まった。
背丈よりも高く雪が積もって外に出て遊ぶことも出来ない。
毎日家の中に閉じこめられて子供達は退屈する。


758 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:05/01/12 03:32:45
やがて春になり、雪が溶けて外に遊びに出られるようになる。
子供達は竹とんぼをもらいに源爺さんの家に出掛ける。
家の中で源爺さんは死んでいた。
家中のありったけの布と布団にくるまって、囲炉裏の側で死んでいた。

源爺さんの側には竹カゴがあって、そこにはたくさんの竹とんぼが入っていた。
春になったら子供達にあげようと作っていた、最後の竹とんぼ。
子供達は竹とんぼを飛ばしながらつぶやく。
「嫁さんもらってたら源爺さん死ななかったのかなあ」

平々凡々に進んでいきなり死んでるからショックだった。
家中のありったけの布にくるまってるっつーのがリアルで、
自宅で一人ぼっちで凍死する様子が後味悪かった。
でも大人になって思い出すと、別の意味で後味悪いな。

 

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