ホーム » 小説 » 小説/タイトル不明 » 悪人の箱庭

18 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:05/01/26 09:05:46
どっかのショートショート思い出した。

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ある日、青年が箱庭を手に入れる。
その箱庭の中には小さい生き物がたくさんいる。
よく見るとそれは人間世界にとても似ていて、
小さいながらも社会が形成されている。

とても似ているということは、悪人もたくさん存在する。
青年は悪いことをする人を見つけ、その世界からつまみ出していった。

そのうち、箱庭世界では悪いことをする人が消えていく。
これは神の裁きだと言う噂が広まっていく。


19 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:05/01/26 09:06:57
それに気をよくした青年は、ますます神として絶大な力を振るう。
だがそのうち悪人がいなくなってしまった。
悪事をはたらくと消されるため、みなが戦々恐々として萎縮しているのだ。

何も問題が起こらない箱庭に飽きてしまった青年は、気ままに悪戯を始める。
女性の服をぬがし、人を持ち上げ落とし、無実の人を苦しめ始めた。
箱庭の中では何が起こったのかわからず、人々がパニックに陥っている。

その様子を見ながら愉快になっている青年が、ふと思う。
「俺がいる世界も箱庭だったりしてな」
次の瞬間、青年は箱からつまみ出されてしまった。
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どっかで読んだショートショート。
星新一かな?


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