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694 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/29(金) 12:14:12
英国の短編作家サキの作品には後味が悪いものが多い。
もともとそういう作風だから逆にすっきりすると言えなくもないが、
たまにえ!?と思うようなものがある。

「狼少年」
ある村の近くの森で、裸で暮らしている少年が発見される。
主人公は不憫に思って彼を保護するのだが、この少年の言動はどうもおかしい。
自分がまるで野生の狼であるかのようなことを言う。
しかし村のおせっかいオバサンのような人に気に入られて、しばらく村で暮らすことになる。
ほどなくして、村の子供が1人行方不明になる。
川の近くで、脱ぎ散らかされた例の少年の服が発見される。
結局その少年も子供も発見されることはなかったが、
川に落ちた子供を助けようとして死んだ少年として、村には記念碑が建つ。
しかし主人公はどうしても、その碑に対して寄付をする気にはなれなかった。

 

サキ傑作集 (岩波文庫)
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