ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その26 » 悪魔の花嫁/蝶の葬列(あしべゆうほ)

283 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/08(日) 16:06:54
悪魔(デイモス)の花嫁ってマンガ知ってます?
あれも後味悪い話がいっぱいで、ギリシャ神話に絡んだ話もたくさん出ていたよ。
1話で完結モノなので、話の内容を紹介したくてもいろんなストーリーがあるのでムリなのですが。
話の最後では、いつも主人公が泣いてるよ。
悪魔に魅入られたせいで、自分の周りの人たちが次々と不幸になっていってしまう、という話が多い。
周りの人の自業自得ってパターンも多いけど。

286 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/08(日) 16:49:06
悪魔の花嫁懐かしい。
個人的には主人公の純粋さや偽善的な感じが人間臭くなくてありえない感じだった。
脇役は後味悪い奴が多かったけど、その辺にもいそうな感じ。

デイモスが妹ヴィーナスを愛してしまったが為にゼウスの怒りを買って
ヴィーナスは生きながら顔半分腐り、デイモスは悪魔にさせられたんだよね。

蝶の葬送?って話が綺麗だけど悲しかった。


310 名前:283 投稿日:2005/05/09(月) 02:09:42
286さん
蝶の葬列と出たので…

暴走族のリーダー・那智は集会の帰り道に単車で女性(まだ売れていないが女優・蝶子)をはねてしまう。
顔に一生残る傷を付けてしまった那智は、蝶子の治療費・手術費のためにと暴走族を抜け、
恋愛関係になった蝶子と同棲し、お金がいいからとバイクスタントの仕事を始める。
仕事ができなくなった蝶子は、家で得意の蝶の絵を描き続けながら那智を待つ日々。
幸せ感から次第に手術費なんかどうでもよくなってきていた。
そして那智は仕事先で大女優に気に入られ、脚光を浴びるようになる。
忙しくなった那智。
家で帰りを待ち続ける蝶子。寂しさと大女優への嫉妬、重荷なのではないかと疑心暗鬼に。
ある日2人は大女優の車で、那智の生まれ故郷の漁村に旅行に行く。
自分が子供の頃に遊んでいた無人島までボートで渡った。
海を眺める那智に背を向け、蝶子はジュースに劇薬を入れて自分で飲んだ時、那智から思いがけずプロポーズの言葉。
照れた那智は、蝶子のジュースを奪ってひとくち飲んでしまう。
「ダメッ!ねえ那智飲んじゃったの!?」
「ああ。」
「そんなつもりじゃなかったのに…。那智のお荷物になりたくなかったの…。どうせ死ぬなら那智の故郷でと思った…」
血を吐く蝶子。
「ばっきゃろう!俺はまたおまえを綺麗な顔にしてやるのが生きがいなんだよ!それを…それを…」
ボートに乗り込み漁村へ戻ろうとするが、エンジンはかからない。
昔散々泳いだ海。向こう岸の灯台をめざし、那智は泳いで引き返すが、途中で力尽きてしまう。
ボートの上の蝶子も、蝶を描き続けていたスケッチブックを握り締めながら息絶える。
波間に浮かぶ那智の上を、スケッチブックから飛び出したたくさんの蝶が、列を為して向こう岸へ渡っていく。
それを見つめながら、那智は悲しく海のそこへ沈んで行った。
向こう岸、灯台の下に2人の乗ってきた車。
波打ち際にはたくさんの蝶の死骸。
遠くを見つめるデイモス。
「蝶の葬列か……」

長文・駄まとめ文でスマソ。
後味あんまり悪くないかな…


312 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/09(月) 08:09:17
ごめん、水を差すつもりはないんだけど、いまいちよく分からない
ところがあるから、質問させて欲しい。

那智も劇薬入りのジュースを飲んだんだよね?
蝶子は血を吐いたりしてるのに、彼は大丈夫だったの?(泳いでるし)
それとも、彼が途中で力尽きたのは劇薬のせい?
那智は、蝶子を1人ボートに残して戻ろうとしたの?それともボートを引いて泳いだとか?


315 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/09(月) 09:42:22
劇薬というか遅効性の毒だったような気ガス。
那智は一口飲んだだけなのでそれほど致命的ではなかったが、
ヒットポイントはかなり減った。そこに荒海を泳ぎ切ろうとしたのに無理があったわけで。
那智は蝶子を置いて、人家のある岸まで助けを呼ぼうと泳いでいった(ボートは使えず)

328 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/09(月) 15:17:27
312さん
わかりにくくてすいません。
あまりにも長すぎて悪いと思ったので端折りました。

那智は、蝶子の飲み残しの劇薬入りジュースを飲みました。
「那智、飲んじゃったの!?」
「ああ、少ししか残ってなかったけどな。」

そして、蝶子をひとりボートに残し、那智だけ泳いで渡って行った。
子供の頃に何度も泳いで往復したことがある距離。
だが途中、劇薬のせいで目も霞み、目標の灯台もぼやけてきて泳げなくってくる。
1人無人島のボートの中で息絶える蝶子。
肌身離さず持っていたスケッチブックがパラパラ風に吹かれ、
描かれていた蝶たちだけが抜け出し空に舞っていく。
波間に漂う那智は、頭上の蝶の列を見上げ
「向こうまで泳げというのか…。だがもう手も足も痺れて…」
力尽きる。

「元通りの綺麗な顔にしてやるよ…」
回想シーンとともに、海底に沈んでいく那智の姿…

で、デイモスのシーンになるわけです。

 

悪魔の花嫁 15 (プリンセスコミックス)
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