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228 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/21(土) 14:52:38
小林信彦の「唐獅子株式会社」っていう連作小説があって、
レギュラーでユーモラスなヤクザの親分が出てくるんだけど、
こいつのペットのブルドックの扱いが後味悪かった。
話が重なるにつれ、物語と関係ないとこで親分の怒りを買うブルドッグは、
おしおきされて、どんどんヒドイ姿になっていく。
最初は前足の小指を切られ、他の指も切られ、手足キズ連れられ、死亡。
死んだ後はハクセイにされて、ダーツの的に。
ダーツの数はだんだん増えていき、耳が取れ鼻がとれて、
最後はもう何だか原型をとどめないカタマリになってしまう。
これユーモア小説なんだぜ。主人公たち人間のストーリーは全く関係なく進む。
しかも解説者が、ブルドッグの行く末を、ユカイな見せ場見たいに書いてんの。
吐き気するほど、後味悪かった。

 

唐獅子株式会社 (新潮文庫)
唐獅子株式会社 (新潮文庫)


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