ホーム » 小説 » その他書籍 » どうしても子どもが欲しかった

120 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/04(土) 16:00:40
昔よんだ翻訳もの。細かいとこウロなんだけど、

ある仲の良い夫婦。ふたりとも、子どものいる家庭が悲願だったが、
不幸にも妻が、もうどんな方法でも子どもはできない身体になってしまう。
夫も落胆するが、ふたりは励まし合って生きてきた。
ある時、夫が事故だか事件だかを起こし、このままでは刑務所いきマチガイなしという事態に。
妻は、夫を愛し、心から感謝していた。
だから夫のため、罪を全てかぶる決心をする。そのための手なども打つ。
家に警察が来たとき、妻は刑事たちがしゃべりだす前に、
「事件は全て私がやった事。夫は何も関係ない」と断言する。だが刑事は、
「はァ? 何言ってるんですか?」という態度。とまどう妻に、
「今日はこれを奥さんに確認して欲しくて来たのです」と刑事は1枚の写真を見せる。
そこは、どこかの家の前。妻と似たタイプの女が、幸せそうにほほえんでいた。
その傍らには、確かに自分の夫が。そして、二人に似た子ども達。
「旦那さんは、もう何年も、偽名で別に家庭を持っているんです。
 子どももいる。重婚罪で逮捕しなくてはなりません」
子どものいる家庭を、あんなに望んでいた夫が思い出される。
そして今、妻の前には、必死に謝っている夫。
「許してくれ。どうしても子どもが欲しかった。
 信じて欲しい。愛しているのはキミだけなんだ。だから…」
だから…?
妻のまわりで、世界の全てが、崩れていった。


122 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/04(土) 16:07:16
>120
その話がいつの時代のどこの国なんだかわかんないので
社会的背景が分からないけど、夫は妻に嫌われるような
行動とって普通に離婚するんじゃ駄目なのか??
妻側の家がよっぽど権力があるとか?

124 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/04(土) 21:22:29
>>122
夫が妻を愛していたのも真実だと思うよ。
傷ついた妻のそばにもずっといてやりたい。
でも、自分の血をわけた子供が欲しいのも真実。
だからと言って、妻に当たったりしたくはない。
それで妻そっくりの女性を見かけたとき、誘惑に勝てず…って事では。
妻と無事に子供のもてたという幻想にひたれる家庭と、
現実の家庭を行き来する事で、夫は精神バランスを保っていた。
だから夫にとっては、正に妻への愛の明かしって事じゃないかな。
妻や、別宅の奥さんや、子供たちには、たまったもんじゃないけどね。

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