ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その29A » 風っ子(永島慎二)

968 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/07(木) 20:25:36
では漫画家の永島慎二が亡くなったのでご冥福を祈りつつ、作品の紹介を…

「風っ子」
舞台は昔の日本の農村。
主人公(まだ小さい男の子)は、叔父(母の弟)、祖母と暮らしている。
母親は娘時代男と駆け落ちしたが、主人公を連れて戻ってきた。
その後、主人公を実家に置いて出稼ぎに行ったまま戻らず、たまに仕送りをしてくる。
叔父は、病弱で私生児の主人公をやっかいものあつかいしている。

叔父のもとに美しい女性が嫁いでくる。
彼女は主人公にも優しく接してくれるが、叔父は「そんなガキにかまうな」と叱る。
それでも主人公は彼女を慕うようになる。

ある日、悲鳴を聞いた主人公。
行ってみると叔父が底無し沼にはまっている。
主人公に助けを求める叔父。主人公は迷うが結局見殺しに。
家に帰って何も知らない叔父嫁に甘える。
これで叔父に邪魔されることなく、彼女と暮らせる…

しかし叔父が帰ってこないため、まだ若く子供もいない嫁は実家に帰されることに。
寂しく見送る主人公…

「まんが日本昔ばなし」風のほのぼのした絵で描かれていたけど、
結局救いのない話だった。
働き手が消え、老いた祖母と病弱な子供だけでこの後どうなるのだろう…とか思ったものだ。


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