ホーム » 小説 » 小説/か行 » 蜘蛛の糸(芥川龍之介)

168 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/10(日) 10:28:31
平素悪人のたまの善行、平素善人のたまの悪行…って、そのたまにの行為の方が
『実はそういう人』って印象になっちゃうんだよなぁ。

芥川龍之介の『蜘蛛の糸』。あれも、平素極悪人の男が、生きてる時にたった一匹の
蜘蛛を助けたことで、お釈迦様から地獄脱出のチャンスをもらうんだよね。
結局はフイにしちゃったけどさ。
あの話も本来、後味の悪い話なのかな…
でも自分としては、読んだ当時、殺された人だのレイプされたであろう人だののことを考えちゃって
あの男がチャンスをフイにした時、ほっとしもした。


169 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/10(日) 10:50:22
カンダタだっけ?
確かに男に感情移入して読むと後味悪いかも…
俺も悪業しまくりのカンダタ嫌いだったから、後味すっきりだったけど

『どうせこいつは身勝手なことをして脱出の機会をフイにするだろう』と見越して、
ぬか喜びさせるために細い糸をたらしたとしたらお釈迦様はすごいかもと思った
そもそも地獄にいるような罪人を、気まぐれで外界に出しちゃうような行為は問題だ


173 名前:人形細工 ◆vESY7K4lxQ 投稿日:2005/07/10(日) 11:29:44
蜘蛛の糸は、男が醜い心を持ったからだったり亡者が上ってきたからじゃなく、
男が「糸が切れる」と思ったから糸が切れたと、中学の時に先生に言われた

182 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/10(日) 15:59:31
蜘蛛の糸とほぼ全く同じ構成の話し結構あるよ
日本昔話の腐ったにんじんとか。

で、蜘蛛の糸なんだけどカンダタが何もしなかったら切れなかったのかな?
それとも何もしなくても切れたのかな?
コレずっとどっちだろうって思ってる。
呆れなかった場合カンダタの次にあがってきた亡者たちも極楽いけるんだろうか。
叩き落されるのかな


183 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/10(日) 16:49:16
あの蜘蛛の糸は最初から途中で切れる様につくられていたと思う。
で、切れそうな時に他の亡者をたたき落とす様な真似をしたのでそのまま落ちる事になったが、
もし自分の後ろに昇って来ている亡者を切り離す事に躊躇している間に糸が切れたとしたら、
(蜘蛛の時と同じく、他者に対する一片の慈悲が見えたなら)
何らかの手段でカンダタだけは極楽に上げて貰えたんではないか。

 

羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇 (文春文庫―現代日本文学館)
羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇
(文春文庫―現代日本文学館)


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