ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その31 » 狸の母子

89 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/16(火) 05:56:22
ある山寺に狸の母子が住んでいた。
冬の寒い日、母狸が高熱をだしてしまい、日に日に悪化していった。
このままでは危ないと思った母狸は子狸に里に下りて、薬屋で薬を買ってきてくれるよう頼んだ。
子狸は人間の子供に化け、葉っぱのお金を持って里の薬屋にはいって、
店の主人に母親が高熱をだして寝込んで今にも死にそうであると告げた。
さっそく薬屋は貝殻にはいった飲み薬を解熱剤だといって渡した。
子狸は急いで住処に戻ったが、母親はすでに虫の息で意識がなかった。
子狸はあわてて母狸に薬を与えて看病していたが、
なれない人里で疲れたせいか、その晩つい寝入ってしまった。
 
あくる日、母狸は死んでいた。
すでに冷たい額には里で子狸が買ってきた薬が貝殻ごと張り付いていた。

93 名前:89 投稿日:2005/08/16(火) 11:27:16
余計なことかもしれませんが。

本当は煎じて口から飲まなくちゃいけない薬を用法がわからず
子狸は(熱を冷ますため)母狸の頭に貼ってしまったということです。


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