ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 屍鬼(小野不由美)

535 名前:1/2 投稿日:2005/09/07(水) 18:32:06
小野不由美「屍鬼」

山奥の小さな村に、ある一家(屍鬼)が引っ越してくる。
彼らは自分達が生きる為に人の血を定期的に吸い続けなければならず、
村の人達を静かに襲い始める。
血を吸われた人の何割かは死後”起き上がり”、屍鬼になる。
しかし、人間だった頃の記憶や理性は残っており、
狩りのように、楽しみながら村人を襲う者、
家族や友人を襲う事に対し苦悩するが、餓えの苦しさに負け
村人を襲い、後悔する者、
心まで屍鬼になる事を嫌い、餓えに苦しみ耐える者と屍鬼の人格は様々。
村の人々は少しずつ異形の仕業と気づき始め恐怖していく。


536 名前:2/2 投稿日:2005/09/07(水) 18:33:19
しかし、村唯一の医者が妻(屍鬼)を実験台にし、
屍鬼の存在・殺害方法(頭部破壊・首の切断・心臓破壊の三つ)を知り、
村人に伝えた時から立場が逆転する。

「いる筈の無い者は居ない」という常識が崩れた村人は
自分達の命を奪って生きる屍鬼に対して暴徒化する。
同じ村で生活していた隣人・友人・家族が相手でも、
「屍鬼だから」という理由だけで殺戮していく。

屍鬼も村人も、自分達が生きる為に相手を捕食or殺害しているので
どちらが悪いとは言えない。
しかし屍鬼の一部が耐えて苦しんでいる・後悔しているのに対し、
人間側は殺害する事に何も感じていないので、後味最悪。


537 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/07(水) 18:50:41
>>535-536
その話の後味悪い部分は、話がツマランことだ。

539 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/07(水) 19:09:49
自分は最初の30ページくらいで
つまらなくて挫折した。
その小説のパクリ元のキングの小説は面白かったけどさ。

552 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/07(水) 23:11:33
>>535-536
人間側は、何も感じてなかったわけではないぞ。
騒動終了後、村の人間で発狂者と自殺者が大勢出たという表記があったはず。

 

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