ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その32 » 時計物語(竜樹諒)

802 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 16:10:03
ずいぶん昔に読んだ少女漫画なんだけど、不思議な骨董屋(?)があって、
そこで売られている品物は取り扱いを誤ると大変な事になるってお話。

入院してる妹だか娘だかのお見舞いに男が時計(オルゴール憑きだったかな)を
件の骨董屋で買い求める。
その時計は1時間ごとにスズランの花が一輪ずつ咲くというまともな頭の持ち主なら
購入を躊躇うだろう一品で、店の人(中年の男女がやってた気が)も売るのを渋っている。
それでも男は無理矢理買ってしまう。
注意点は「ぜったいに室内には飾らない」こと。
そんな注意が耳にはいる様ならこんな怪しい時計を見舞いの品に選ぶはずもなく・・・。
贈られた時計は、妹の個室の枕元に飾られてしまう。
無邪気に花が咲くのを喜ぶ妹に満足した男は、何故か再び骨董屋へ(翌日だったかな)。
かくかくしかじかと妹の喜びっぷりを店主に告げるとΩΩナ、ナンダッテー!!となり、
あわてて病室に駆けつけるも哀れ妹はスズランの花に埋もれてこときれていた。
実はスズランは毒花で、1時間ごとに一輪、それが何時間分も咲いた室内では
人は死んでしまうのですよと説明が入ってエンド。

何も悪い事してない女の子が理不尽に死んでしまうラストと共に骨董屋と
スズランに対する恐怖心が植え付けられ、しばらく両者の近くには寄りつけなくなりました。
男の人も悪気がなかっただけにどうにも読後感が悪いお話でした(人の話聞けよとは思ったけど)。

 

人形物語 (1980年) (プリンセス・コミックス)
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(プリンセス・コミックス)


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