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245 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/25(金) 15:40:13
宮沢賢治といえば、全童話中鬱度では確実に上位にくる『よだかの星』
あの童話の解釈の一つに、物凄く後味が悪い説がある。

あれは、最後、よだかは星になって救われる話に見えるが実はそうではない。
よだかの死は、宮沢賢治お得意の、他者のために自分の命を投げ出す自己犠牲には当てはまらない。
あれは、逃れられない食物連鎖の運命と、理不尽な生活から自分勝手に逃げ出した、
言わば、単なる自殺に過ぎない。
そのため、よだかは地上の鳥達からは疎外され、天上の星々にはその存在すら拒まれ、
自分で命を絶った罪として、生き返ることもかといって成仏することも許されず、
あの世とこの世の中間で、永遠に己の体を炎で燃やし続けているのである。


247 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/25(金) 15:47:37
ちなみに『よだかの星』は青空文庫でただで読めます。
宮沢賢治専門のテキストサイトもけっこうあるし。
だけど、いじめ経験をもっている人は注意が必要。
正直、読んでるうちに小中時代のいろんなトラウマがよみがえってくるorz

 

宮沢賢治全集〈5〉貝の火・よだかの星・カイロ団長ほか (ちくま文庫)
宮沢賢治全集〈5〉
貝の火・よだかの星・カイロ団長ほか
(ちくま文庫)
新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)
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(新潮文庫)
よだかの星 (日本の童話名作選)
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(絵本)


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