ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その39 » 兵隊さんが立っている(氷室奈美)

833 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/19(木) 14:07:50
思い出した。タイトル不明の漫画。

中学校で戦争について授業がある。
生徒達は生々しい写真が飾った教室に押し込められ、実体験を延々と聞かされる。
今時の子供にはこういった教育が必要だ、真実を知らなければならないと教師達は悦にいる。
気分が悪くなる学生には、「たるんでる」と言って最後まで授業に付き合わせた。

翌日。授業中に気分が悪くなっていた生徒が壊れた。
防空頭巾をかぶり、もんぺをはいてブツブツと独り言を言っている。
「豊かに暮らしてごめんなさい、私が悪いんです、だから責めないでください」
誰もいない空間に向かって謝り続ける女子生徒。
それを見て授業を実施した教師達は固まる。

って話し。
女子生徒を救うために、教師達は必死になって前日の授業を否定する。
教師の戦争否定発言を聞いて女子生徒は元に戻るけど、
実は神経過敏になった女子生徒はほんとうに幽霊が見えて怯えていたってオチ。
あれ?オチまで聞くとあまり後味が悪くないか。


834 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/19(木) 15:09:24
>>833
多分ハロウィンとかで描いてた氷室奈美の「兵隊さんが立っている」だとオモ
美人だけど変わり者の保健の先生だけがその授業に反対してるんだよね。
実はその先生には霊の姿が見えてて、余りにも過激な戦争教育はショックと罪悪感で潜在的な
霊感を呼び覚ましてしまうのではと危惧していた。
案の定女子生徒は戦死者の霊を見るようになってしまい、おかしくなる。
困った教師たちに保健の先生は
「さあ、否定してください。生徒たちには関係ない、戦争はもう終わった事だと。」と促す。

翌日、正気に帰った女子生徒は自分でもきっと幻覚を見たのだと考える。
保健の先生は笑いながらそれを肯定する。だってその方がいいのだ。
街中こうなってるなんて知らないほうがいい。
自分達のの周りには何十人もの戦死者の霊たちがいつも恨めしそうに立っている・・・


837 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/19(木) 18:25:50
>>833>>834
ひどいマンガだね。作者の考えが足りなすぎる。
そうやって、つらいからと言って、
過去に目をそむけて生きる事を良しと結論付けてる作品て、ホントに不快だ。

868 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/20(金) 01:31:22
この作者の作品をひとつでも読めば雰囲気分かってもらえるかなあ。
要は皮肉な訳ですよ。
戦争教育をやりたがる先生はだからって生徒がおかしくなって問題になるのは困る。
なので保健の先生に促されるまま「戦争は過去の事だ」と否定する。
でも保健の先生はいつも周りにいる戦死者の霊を見ている訳で、
本当はちっとも過去の話なんかじゃないって事。

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