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919 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/03(金) 20:57:53
東野圭吾の小説、『宿命』。

父親が倒れ、医師になる夢を捨て警察官を目指す事になった主人公。
そのためにはお互いに愛し合っている恋人とも別れなくてはいけなかった。

そんな彼がある殺人事件の捜査中に出会ったのは、小学校時代の同級生の男。
それは主人公が何をしても敵わないと思いずっと敵視していた男だった。
彼は主人公が諦めた医師となっており、さらに主人公のかつての恋人を妻としていた。
夫婦仲は冷え切っていて「夫が何を考えているか解らない」というかつての恋人。
主人公と彼女は再び親密な雰囲気になっていく…。

しかし結局主人公と恋人は結ばれない。
男は実は妻の事をとても大事に思っているが、自分と自分の家の秘密を隠している
後ろめたさからか、いまいち本心を打ち明ける事ができないだけだった。
警察官と医師(製薬会社の社長だったか?)、地位や財産で劣りながらも、
彼女の心だけは自分に向いているという優越感を持っていた主人公だが、
「夫を信じてみる」という彼女の言葉と男の本心を聞き、「完敗だな」と悟る。

そしてラスト、主人公と男が兄弟であるという事実が明かされる。
「どちらが兄だ?」と聞く主人公に「君だ」と答える男…。

かなり前に読んだから曖昧だけど、大筋はこんな感じだったと思う。
(推理モノなのでもちろん殺人事件の謎解きもある)
結局ライバルに良いトコ全部持っていかれて、何だか主人公がとても惨め。
兄貴だったからどうなんだ?と思った。
「感動の結末が待っている」みたいな触込みだったけど、個人的にはモヤモヤした話だった。

つーかこの小説読んだ人、うまい要約お願いします。

 

宿命 (講談社文庫)
宿命 (講談社文庫)


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