ホーム » 小説 » 小説/や行 » 妖虫(阿刀田高)

335 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/27(月) 01:49:15
自分も阿刀田高投下。ウロなんだけど、
仕事での成功を狙いつつ、どうも上手くいかない男の話。
何だか思うようにいかず腐ってる時に、
ふとした事で見たこともない虫を見つける(小さなイモムシみたいなヤツ?)。
ガラスビンに入れて飼ううちに、何とこの虫がプラスチックを食べて増えることが解る。
ショリショリと音をたて、ものすごい食欲。
こいつらに燃えないゴミを食わせて商売すれば、元手もいらず大もうけができる。
大喜びの男は、前から狙っていた女を呼び、虫を見せて計画を話し、成功を約束する。
女は男の話を聞いて気を許し、ベッドイン。大満足の男。
夜中。男は耳元で、ショリショリという音を聞いて目覚める。
ふとビンをみると、虫が逃げ出している! だが相変わらず、虫が何かを食べる音。
それは男のすぐ隣りからだった。突然、恐怖に凍り付く男。
男は知らなかったのだ。女が、胸や腰や顔に、いわゆる「素敵なプラスチック」を入れて、
整形していた事に。
やがて異様な感覚に気づいて、女が起きあがった。「あら…何か変な感じ。どうしたのかしら?」
おびえる男の前で、女がゆっくりと振り向いた。

336 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/27(月) 04:40:22
>>335
こえぇぇぇぇ!
後味悪さとはちょっと違うけどな

337 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/27(月) 04:53:58
大もうけした金でまた整形してやればいいね
その素晴らしい虫のほうが余程大きな問題だ

343 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/27(月) 11:20:09
>335
素敵なプラスチックは食われても痛くないのか?
身体の内部に埋め込まれてるから、そこに到達する前に
痛みで気付きそうなのに「あら、どうしたの?」なんて余裕は
ないべ。
それに胸に入れるのは素敵なプラスチックではなくシリコンか
生理食塩水だべ…と無粋なつっこみを入れたくなる。

344 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/27(月) 12:07:27
もしかして、人工骨でも食われてるんじゃない?
鼻梁とか腰の骨なんかは、けずって
プラスチックの骨で形を整える事あるって聞いたよ。
立とうとしたら、ぐしゃぐしゃになったりして…
どこから中に入ったかは疑問のままだが

345 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/27(月) 12:34:02
どっから入ったのはわからんが、石油化学製品を喰う虫だったはず。
で、寝返りでつぶしちまってたはずだな。

 

黒い回廊 (集英社文庫―阿刀田高傑作短編集 あ13-9)
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