ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 備えあれば憂いなし(山崎洋子)

505 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/30(木) 07:32:21
ほとんど覚えてないのですが短篇小説
肌が綺麗という以外は物凄く平凡なOLがいた。
昔から色白は七難隠すというくらい女にとって肌の綺麗さがいかに大切か時間してるOLは
安月給ながらもエステや高い化粧品にこだわっていた。
ある日そんな彼女にも有能な彼氏が出来 もっと綺麗になりたいと 美への執着が増していく。
それでも年齢には勝てずやはり肌がゆっくり老化をしていく事に耐えられず
一人悩む日々。もはや頭の中は美のみの彼女。
ふと立ち寄ったトイレでとても綺麗な女性に声をかけられる。

506 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/30(木) 07:39:58
そして不思議な事を持ち掛けられる。それは
今の綺麗な肌を貯金して老化を感じたらちょっとずつ下ろして
綺麗な肌をキープできる機械に登録しないか?という内容だった。
これは元々の肌が綺麗な人しかできない特別な事だと言われ
美の事しか頭にないOLは登録する事にする。
しかし今の肌の美しさを貯金する為、多少現状での肌は衰える
ようは長い目で見るか短い目で見るかという話しなのだが
彼氏との結婚を焦っていたOLは今が綺麗じゃないと意味がないといい
預けた美を全て解約したいと言うと それは契約で出来ないと言われる

507 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/30(木) 07:53:21
そのかわり借り入れキャッシングサービスのような物があって
急遽肌を綺麗にしたい時等に綺麗さを借りれるので
そこで借りなさいと言われる。
利息(例えば2歳若返らせて貰うと3歳老ける)のような物がつくので気をつけなさいと言われるが
彼氏との関係に悩むOLは再び愛して貰うために 綺麗さを借りまくる。
その結果とてもみずみずしい肌で若返るがしばらくしてシワシワのお婆さんのようになってしまい、
揚句に彼氏だと思っていた彼には若い婚約者が居て海外へ転勤してしまう
という話し
読んでて現実にもこんな女がいて 後味悪かった

513 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/30(木) 12:45:23
>>511
角川ホラー文庫だな。
作者はわしも忘れたが、阿刀田ではなかったはず。

531 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/30(木) 20:40:06
>>505
凄く覚えてるその話…
クライマックスで主人公が、彼氏の目の前で一気に年をとる場面が
「鏡に石を投げてひびが入ったように、顔中に皺が広がった」という描写だった。
凄い衝撃だった。「うわー恐ー!」とか思って読んでた当事大学生。
肌トラブルが何もなく、化粧もまるでしてなかったが
「ファンデーション塗ってないの?マジで!?」とか
「頬っぺたモチモチ~触らせて~」とか言われるたびに、
垢抜けない幼児扱いされてる気がしてプレッシャーだった。
今年で30。時々この話の銀行の事を思い出しては頬をつまんでたよ…

 

亀裂 (角川ホラー文庫)
亀裂 (角川ホラー文庫)


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