ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 催眠療法(阿刀田高)

556 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/31(金) 12:40:40
頻出の阿刀田だけど
出典は忘れてしまったが

新婚の男には悩みがあった。
妻は素晴らしい女性だが、肉体の関係だけは結婚しても懸命に拒む。
拒み方に悲壮感さえある様子に、男は妻と相談して精神科に相談しに行く。
そこで妻に催眠を試みると

妻は学生の頃、帰宅途中に見知らぬ男に強姦された。抵抗する中で、妻は男
を撲殺し、逃げた。男の死は妻に繋げられることなく葬られた。
妻はその事を意識から追いやっているが、その時の罪悪感がセックス出来
ない事の原因に違いない。
妻に『あなたのやった事は悪くない』と説得し、治療は終わった。

人が変わったように、男を受け入れた妻。
翌朝、爽快に目覚める妻と、横たわる男。
男は既に、息をしていない。

なんというか。男は妻大好きで、全然悪くないのに。


557 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/31(金) 12:58:45
>>556
>男は妻大好きで、
男が妻を大好きでも、妻が男を受け入れなかったらレイプになる。
そう言うことじゃないかな。

確か、それって最後にオチがなかったっけ。
罪悪感を取り除かれた妻は、
「私に嫌なことする男はこうしちゃえばいいのね」と悪びれずに夫を殺害する。
罪悪感だけ取り除かれて、トラウマは残ってたんだろうねえ。

 

新装版 食べられた男 (講談社文庫)
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