ホーム » 小説 » 小説/あ行 » 荊[いばら]の城(サラ・ウォーターズ)

631 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/32(土) 21:50:16
「荊の城」と言うミステリ小説。
何とかランキングで1位に選ばれたとか傑作ミステリと書いてあって、
本の分厚さから手応えのあるミステリだろうと読み始めた。

主役は最下層の町に住むスウという少女。
彼女の母親は犯罪者として絞首刑になり、今は同じ犯罪者仲間に養われている。
ある日仲間の詐欺師が金儲けの話を持ってくる。
金持ちの令嬢を騙して結婚詐欺を企んでいるが、その手助けを頼まれる。
令嬢と駆け落ちした後、彼女は基地害だと精神病院に押し込む。後は財産ガッポリ。と言う計画。

話を引き受けて、侍女として令嬢の元に潜り込むスウ。
箱入り育ちで世間知らずの令嬢に呆れながらも、
親身に世話を焼いて油断させ、令嬢が詐欺師に夢中になるよう仕組んでいく。

が、なぜかここからレズレズの世界へ突入。
スウは令嬢とベッドイン。
その後は切々とスウへの恋心が令嬢視点で語られる。

実は騙されていたのはスウだとか、実はスウは犯罪者の娘ではないとか、
実は令嬢の身分も偽りだとか色々あるけど、最後はレズレズに落ち着く。
作者が書きたかったのはミステリではなくレズだろう。
ものすごい勢いで騙された気分。

 

荊[いばら]の城 上 (創元推理文庫)
荊[いばら]の城 上
(創元推理文庫)
荊[いばら]の城 下 (創元推理文庫)
荊[いばら]の城 下
(創元推理文庫)


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