三丁目の夕日/うちのパパは世界一(西岸良平)
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823 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/04/24(月) 20:21:55
- 今話題の三丁目の夕日はほのぼのとしていますが、後味悪い話多いです。
その中の一つ「僕のパパは世界一」
主人公の勝ちゃん(小学4年ぐらい)は両親、弟二人、赤ちゃんの6人家族でした。
父親は昼間から酒ばっかり飲み、仕事をしないため収入は母の内職だけなので家はとても貧しかったです。
父親と母親はいつもけんかしていて、勝ちゃんは弟二人と賽銭泥棒等をして遊び、毎日暮らしていました。
そんなある日、夜になってまた両親がけんかをし始めたので兄弟3人で電気屋にテレビを見に行きました。
そこでやっていたのは昔のアメリカのホームドラマ、「僕のパパは世界一」でした。
当時日本では普及してなかった掃除機や洗濯機、そして優しい父親に3人は驚かされっぱなしでした。
末っ子にいたっては「あのお父さん酒飲んでないよー。変なの」とまで言っていました。ある日の休日、父親がめずらしく機嫌よく帰ってきました。競輪で穴を当てて臨時収入が入ったのです。
そして家族全員でレストランに行き、ハンバーグを食べました。
もちろんそんなもの初めて食べる3人は大喜びで末っ子は「僕たちのパパも世界一だね」と、言います。
しかし、幸せは長くは続かず、父親が交通事故で死んでしまいました。
ケンカばかりしていたはずの母親も号泣し、兄弟3人はただただ唖然とするばかりでした。
父親がいなくなり生活が厳しくなったので、末っ子が親戚に連れられていきました。
「行きたくないよー。お兄ちゃん助けてよー」と言われても子どもの勝ちゃんと次男にはどうする事もできませんでした。
次に次男も連れて行かれました。次男も末っ子のように暴れると力が強いため、親戚は連れて行くのに必死でした。
「ヤダヤダ。お兄ちゃん助けてくれー」
そう言われても末っ子のときと同じく勝ちゃんには何も出来ず、悔し涙を流すだけでした。これで終わりです。ほかにも「けいとうの花」とか後味悪い話はいっぱいありますよ。
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828 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/04/24(月) 20:48:06
- >>823
働かないで飲んだくれてる父親が死んだら生活は楽になるんじゃないの?
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829 名前:823 投稿日:2006/04/24(月) 20:56:51
- 今見たら漫画には「女で一つでは4人の子どもは育てられないから」って書いてありました。
どうなんでしょうかね? ちなみにタイトルは「うちのパパは世界一」でした