ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 十月のゲーム(レイ・ブラッドベリ)

29 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/04/28(金) 02:28:18
ブラッドベリといえば、これも後味悪い。

ハロウィンの夜、主人公である若い奥さんの家では、
子どもたちを招いてハロウィン・パーティが開かれていた。
夕方から一人娘のキャロラインが見つからないが、
忙しいので、まあその辺にいるだろうと放っておかれる。
やがて夜になって、お決まりのゲームが始まることになった。
それはハロウィンの人気の遊びで、部屋を真っ暗にして子どもたちが車座に座り、
その手に「これは魔女の髪」「これは魔女の心臓」とか言いながら、
モップの毛とか氷嚢とかを渡す。子どもたちは手探りで隣りの子に回し、
まあ嘘とわかってても、ヘンな手触りや不気味さを楽しみ、最後に明かりをつけて大笑いという遊び。
娘が見つからないままゲームは始まる。「髪」とか「心臓」とか渡される合間に、
子どもたちのくすくす笑いや、「ねえ、キャロラインは見つかった?」
などのセリフがはさまる。そして、
「これは魔女の…」「いや、本当にべたべたしてる。本物みたい、すごい!」
「キャロラインは見つかった?」「これは魔女の…」「本当に血のニオイがする!」
「ねえ、キャロラインはどこ?」「これは魔女の…」「ねえ、渡しているのは誰?」
「これは魔女の…」暗闇の中で、だんだん恐怖につつまれる一同。「キャロラインはどこ!?」
その時、どこかのバカが明かりをつけてしまった……。


35 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/04/28(金) 04:32:36
ブラッドベリは火星年代記しか知らなかったけど、
こういう系等の話も書いてるんだな。興味が沸いてきたよ

37 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/04/28(金) 06:06:48
>>29
「十月のゲーム」かな?
ウロな記憶で悪いが、出だしがこんなだったような。

 

とうに夜半を過ぎて (河出文庫)
とうに夜半を過ぎて (河出文庫)


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