宇宙の騎士テッカマンブレード

809 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/13(土) 12:42:47
テッカマンブレードが後味悪かった気がする…
誰か知ってますか?

811 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/13(土) 13:00:58
>>809
異星人に囚われ、人体改造によりテッカマンへと変貌した主人公。
洗脳されかけたところを父に救われるが、父は異星人によって殺されてしまう。
同じように改造されたかつての仲間・家族と戦う事になる主人公。
やがて主人公の元に異星人の洗脳から逃れた妹がやってくるが、
敵との戦いで自爆、死亡する。
激化する戦闘のさなか、主人公はパワーアップを果たすものの、
その代償として精神・肉体が徐々に崩壊をはじめる。
敵の首領を倒した時には、すでに主人公は廃人同然となっていた。
ヒロインと、車椅子に乗った主人公のカットで終了(一応続編のOVAあり)。

スパロボで知った人?


812 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/13(土) 13:36:01
>>809
しかも、敵の首領や幹部はすべて洗脳された家族や友人。

物語終盤、双子の弟を壮絶な一騎打ちの果てに倒すが、
弟が息絶える間際、頭部から小さな虫のような生物が吐き出される。
その虫こそが異星人の本体で、他の生命体に寄生しなければ生きてはいけない脆弱な生きものだった。

たかが寄生虫に全てを奪われた主人公がすごく可哀相だったよ。

そして何より後味悪いのは、これだけ頑張って戦い抜いた主人公が、
続編ではかませ犬に成り下がった事。


821 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/13(土) 17:09:10
>>812
続編の粗筋も教えていただければありがたいです><

823 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/13(土) 17:19:49
>>821
気になったので調べた。
人物紹介だけだけどなんとなく想像できる。
ttp://f57.aaa.livedoor.jp/~batorowa/te.htm

835 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/13(土) 23:17:26
テッカマンブレード見たこと無いけどコレ読んでちょっと見たくなった

テッカマンブレードの最終話近くであった「時の止まった家」
パワーアップの悪影響で記憶を失い始めた主人公が、自分の実家に帰って家族の思い出話を恋人に
話し始める。その後、双子の弟と一緒に埋めたタイムカプセルを掘り出す、その中には
弟から兄へのボイスレコーダーが入っていたのだが、それがあまりにも皮肉すぎて泣ける。

「……ねぇ、僕たち、大人になってもケンカなんかしてないよね?」

ああ、くそ、お前らは双子で殺し合ってるよ、父は死に、妹は目の前で嬲り殺され、信頼していた教官を殺し、
いずれはお前と、一番上の兄貴を倒さねばならぬ宿命を背負ってしまったよ!


838 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/13(土) 23:50:59
テッカマンブレードは、続編のオリジナルビデオでの
主人公と恋人との顛末も後味悪かったよ。
廃人同様になって、アッチの方も役に立たなくなった主人公を介護する恋人。
それでも恋人はベッドインして、なんとか立たせようと奮闘するんだけど、
主人公は横たわったまま何、虚ろな表情で反応できない。
恋人は主人公にまたがったまま暗闇の中で泣き叫ぶの。
これが曲がりなりにもヒーローはった主役の後日談かと思うといたたまれなかった。

843 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/14(日) 00:28:58
テッカマンブレード2のあらすじ忘れちゃったけど、異星人ラダムが再度攻めてきた
原因は、実は前作主人公Dボゥイにあって、彼の脳内に未だ寄生したままのラダム虫、
つまりラダム本体から発せられる信号(?)をたどって来たため。
事前にそれを知ったDボゥイはスペースナイツ基地の地下深くに十年近く身を隠すんだけど、
結局無駄になってしまう。
前作の廃人状態から大体半年程で復活するけど、復活早々地下に軟禁。
>>823 にある特訓して編み出した新必殺技も、Ⅱのさらに後日談の小説版では、
新世代テッカマンはみんな使用してたような描写もある。
活躍シーンもあるにはあるが、基本的に扱いは雑だった気がする。
小説版の出来は良かったと思うけれど、OVAのⅡは…。

844 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/14(日) 01:07:31
>>835
そのエピソードも切ないんだよな。
戦う度に記憶を失っていき苦しんでいる主人公をずっと見ている恋人は
「昔の事を語るなんて、そんな真似はあなたを苦しめるだけだ」と主人公を止めようとする。
でも彼は語るのをやめない。
そしてタイムカプセルの事を思い出し、弟からのメッセージを聞いて絶叫する。
あの頃の幸せな家族の姿からは想像すらできない、現在の忌まわしい宿命に。

予想通り打ちひしがれる主人公をなぐさめようとする恋人。
しかし主人公は言う。
「俺はラダムを憎む!この憎しみがある限り、俺はラダムと戦える!!」
(ラダム=敵の宇宙人)
記憶を失っていく事で敵への憎しみまで失ってしまうのではと危惧していた主人公は
あえて過去の記憶で自分を苦しめることによって、
この憎悪は決して消えないということを再確認しにきたのだった。

そしてその通り、主人公は最後の敵へと向かう途中でついに全ての記憶を失ってしまうが
最後に残った怒りと憎しみだけで戦い抜き、とうとう廃人となる。

最後のシーン、廃人となり車椅子に座る主人公とよりそう恋人。
二人を遠目に見つめながら彼らの上司と同僚が語る。
上司「忘却を、苦しみから逃れる手段に使ってはならない。
だが、彼にだけはそれが許される。いや、許されるような気がする。
これは、神が彼に与えたもうた、救いなのだ・・」
同僚「ゆっくり休んでくれ・・・何もかも忘れて・・・」

と、ここまで書いてリロードしてみたら>>843の書き込みがあったので後味悪い。

 

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